〜マイナス数十万からの逆転劇と、その後の資金のゆくえ〜
こんにちは、Tosimizuです。
今回は、楽天・日本株4.3倍ブルという、ハイリスク・ハイリターンな投資商品との半年にわたる付き合いについて書いてみようと思います。
■ なぜ手を出したのか?——軽い気持ちが“重く”のしかかるまで
昨年の秋ごろ、日経平均が調子よさそうに見えた時期に、
「ちょっと遊びでやってみるか」
と手を出したのが楽天4.3倍ブル。
レバレッジ型ETFで、日経平均の値動きに対して4.3倍の値動きをするという、
いかにも“夢がありそう”な商品です。
でも、現実はそう甘くありませんでした。
エントリー直後から、日経平均はパッとせず低迷。含み損の日々が始まりました。
■ 年明けの下落、そしてナンピンへ
年が明けると、米国大統領選や世界情勢の影響もあり、さらに下落。
「これは…やってしまったかもしれない」
と思ったものの、ここで腹を括りました。
最初に投資した額と同じ金額で買い増し。
いわゆる“ナンピン”です。
この判断が、結果として平均取得単価を下げ、少しでも早くプラス圏に戻る助けになりました。
■ 稲妻が輝いた!ついに含み益へ
最近になって、日経平均が急反発。
ニュースでも株高が話題になる中、わたしの楽天ブルもようやく含み益へ。
あの「稲妻が輝く瞬間」を、久しぶりに味わうことができました。
…ですが、ここからがまた難しい。
■ 欲との戦い、そして売却の決断
「もう少し上がるんじゃないか」
「あとちょっとだけ…」
という欲がむくむくと湧いてきます。
でも、投資で何度も痛い目を見てきた経験から、ある格言がよぎりました。
「総悲観で買い、総楽観で売れ」
株高で盛り上がっている…ところまで入っていない気もしますが、今がそのタイミングだと感じました。
といっても、やっとプラスになっての「やれやれ…売り」でもあるのですが。
思い切って昨日、全て売却。
結果、およそ6.6万円のプラスとなりました。
■ 数十万円の含み損を経て、得たものは…

正直、一時はマイナス30万円近くまで落ち込んでいました。
その金額が、今こうして“プラスで終われた”だけでも、ありがたい。
投資額:80万円
売却額:約866,485円
リターン:+66,485円
ハイリスク商品の怖さと、ナンピンの効用、そして感情との戦い。
多くのことを学んだ半年間でした。
■ 今後は堅実に?インデックスへの資金移動を検討中
得られた資金は、S&P500や全世界株などのインデックス投資に切り替えようと考えています。
大きく狙いにいくのではなく、着実に積み重ねていくスタイルへ。
“遊び”で始めたはずが、深く学びのある経験に。
これもまた、投資の面白さかもしれません。
【本日の資産運用チェック】2025/05/15(木)現在
★★「🍀順調に含み損が減っていっています🌟明日は少し下るかもです😉」★★
本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益(1/1~) |
楽天・オールカントリー | +6,399円 | -82,153円 |
楽天・S&P500 | +11,466円 | -266,142円 |
