HONDAのPCX125の納車を間近に控え、ヘルメットを購入しました。
「KABUTO EXCEED DEUCE」という、いわゆる「ジェットヘルメット」です。
まだ、納車前なので、ジェットヘルメットのファーストレビューとしてお伝えしたいと思います。
- バイクの免許をとって、ヘルメットの購入を考えている人
- ヘルメットの購入を考えていて、どのヘルメットにしようか迷っている人
- kabutoのEXCEEDの購入を考えていて、どんなヘルメットか知りたい人
バイクの免許を取り、納車までにヘルメットの購入を考えていて、どのメーカーのどんなヘルメットがよいのか悩みますよね~、うれしい悩む時間ではあるのですが…
私は、昨年、自動二輪小型限定免許を取得し、4月初旬にHONDAのPCX125が納車予定のシニアです。
シニア目線での納車前にはファーストレビューの前編、納車後に走行レビューの後編を記事作成予定です。
kabuto EXCEEDシリーズが、どんなジェットヘルメットなのかが分かります。購入の参考になれば幸いです。
KABUTO EXCEED DEUCE 購入のポイント
ヘルメットの種類について
フルフェイスヘルメット
- 頭部、顔面のほとんどをカバーするヘルメットであり、安全面ではナンバーワン。レーサーを始めとして、高速で走行する場合に必要となるヘルメット
- 頭部、顔面をカバーすることにより、日常的な、飲み物を飲む等な動作はできないので、ヘルメットを外すしかない。使い勝手は良くない。また、圧迫感も感じられ、視界も広くはない。
- シニアとして、原付二種というバイクを運転することを考えると、少し大げさに考えられるので、候補から外れる。
ジェットヘルメット
- 頭部はカバーしているが、顔面の下部、顎の部分は透明のシールドになっている。したがって、フルフェイスヘルメットよりも、安全面としては、やや不安がある。
- シールドは簡単に跳ね上げることができ、使いかってはよく、開放感もある。視界も広い。
- シニアライダー、原付二種のバイクを運転することを考えると第1候補に挙げられると思う。
ハーフヘルメット
- 頭部の上半分をカバーしているヘルメット。主に街乗りのバイクでよく見かけるヘルメット。安全面で心配。
- 使いかっては、たいへんよく、簡単にすぐに着用できる。また、価格もたいへん安くなっている。
- シニアライダー、原付二種のバイクを運転することを考えると、安全面での不安から候補から外れる。
システムヘルメット
- フルフェイスヘルメットとジェットヘルメットの良いとこ取りをしたヘルメット。頭部と顔面をカバーしながら、顎の部分からシールドのように跳ね上げることができる。
- ジェットヘルメットと同じように使えるので、使いかってはよい。ただ、ジェットヘルメットよりも、重量は重くなり、価格も高くなる。
- シニアライダー、原付二種のバイクを運転することを考えると、安全面や使いかってから候補に入ってくる。しかし、重量や価格面、そして原付二種のスクーターには重装備の漢字がする。
kabutoは国内第3位のメーカー
多くのライダーのヘルメット使用ブランドは
- SHOEI 36.9%
- ARAI 28.2%
- Kabuto 15.6%
ヘルメットブランドは「SHOEI」「ARAI」「KABUTO」の3強となっているようです。上位のSHOEIとARAIは信頼度も高く、2社で6割以上の使用率をほこっている。
ただ、「SHOEI」「ARAI」のメーカーの印象としては、価格帯が高く、後発のKabutoは比較的リーズナブルな印象がある。3社とも、国内メーカーで信頼性は高いと思われます。
KABUTOは、後発である分、価格を抑え、デザインや機能性も充実してきており、シェアも増加しているようです。
KABUTO EXCEED DEUCE に決定
KABUTOは国内メーカーであり、シェアも第3位となっている。また、ロードバイク等のヘルメットも製造しているので安全性の面でも信頼性はあると考えました。価格面でもリーズナブルであり、ブランドはKABUTOに決定。
シニアライダー、。原付二種ライダー、スクーター運転ということを考えると、ヘルメットの種類は、使い勝手や開放感という点から、ジェットヘルメットにすることにしました。
機能・デザイン面から、CLAWかDEUCEかとまよいましたが、最終的にDEUCEに決定。
ファーストインプレッション
外箱インプ -結構箱が大きい-
- Kabutoのイメージロゴが大きく印刷された大きな箱
- 持ってみると、大きさのイメージからはずいぶん軽い
- グレーのヘルメット用の袋に入っていた
360°インプレッション -かっこいい(と私は思う)-
◯前 部
- 全面上にKABUTOのロゴ
- 大きな透明のシールド、開閉はカチッと感が強くある
- 上部に、開閉できるヘッドベンチレーション2つあり(くさび形の部分)
- シールドには、曇り止めのための透明のレンズシール(内側)である「ピンロック」-Pinlock® Original Insert Lensを購入し、すでに装着済み
◯後 部
- 赤の差し色がグラデーションになっている
- 開閉できるリアベンチレーションが1つあり(グレーの台形の部分)
◯右 側
- KABUTOのロゴ
- シールドのヒンジ部分、はずせるようになっている
- シールドを閉じた場合、カチッと溝に収まるようになっている
◯左 側
- 右側とほぼ同じ
- シールドヒンジ部分の後ろに、サンシェード上下用のスライドつまみあり
- 左右の内装チークパッドはメガネ対応になっており、スムーズな装着が可能
フィット感 kabuto Pro-Fitting Servicesでバッチリ!
購入前に自分で、頭周りを測り、だいたい59cmぐらいでした。ネットの口コミに、サイズ感は小さめでワンサイズ大きめを購入するのが良いと書かれていました。そこで、「Lサイズ」を購入しようと通販サイトを探したが、どこも在庫がない状況でした。
ただ、サイズについては、実際に装着してみないとわからないとも思っていたところ、静岡県の浜松市にいく予定ができたので、ナップス浜松店に行ってみました。ネット上では、ほとんど在庫がどこにもない状況でしたが、ナップス浜松店には、かなり潤沢に在庫がある状況で驚きました。
ここで、ヘルメットの購入をしようと決め、「kabuto Pro-Fitting Services」をしてもらいました。
「kabuto Pro-Fitting Services」とは、プロフィッティングサービス認定店で「新規購入」に限って、ヘルメットのフィッティングサービスを無料でしてもらえるというものです。
頭周り、左右・前後の幅等を図ることで、適合サイズを調べます。私の適合サイズはMサイズでした。しかし、頭頂部がきつい場合は、Lサイズにしたほうが良いということで、ヘルメットを装着しました。痛いところはないか、大きすぎないかのチェックをします。
どうも、頬の部分がきついことを伝えると、チークパッドを薄いものに変更してもらい、再度、Mサイズヘルメットを装着しました。
かぶった瞬間に、「ピッタリ!」という言葉が出るくらい、前後・左右そして頭頂部がすっぽり包まれている感覚がありました。この薄めのチークパッドに変更したジェットヘルメットMサイズを購入することに決めました。
Kabutoのフィッティングサービスをしていただいたナップスの店員さんのていねいな対応やフィッティングサービスが無料であったことがたいへんありがたいと感じています。
ラチェットバックル -簡単脱着!-
簡単脱着OK 最初はどうやって外すのかがわからなかった
赤いタグのようなものを引っ張ると簡単に外せるが、引っ張る方向がポイント
グローブを着用していても、簡単に外せると思う
ベンチレーション
前部ベンチレーションのエアインテーク2箇所、くさび形の部分を前後にずらすことで開閉を行うようになっている。
後部ベンチレーションのエアインテークは1箇所、台形の部分を前後に動かすことで開閉を行うようになっている。カチッと感がいい感じ。
ベンチレーションの効果については、納車後の走行してのレビュー後編でお伝えします。ネット上の口コミでは、風切り音が大きいとの声があるので、その点についてもレビューします。
インナーサンシェード
左側のサンシェードのつまみを上げると、サンシェードがおりてくる。色は黒でかなり濃い目かと思う。日差しが強いときにはたいへん便利なアイテム・機能だと思います。サングラスも持っていますが、トンネルに入ったときに、周りが見えなくなることが多いので、瞬時にサンシェードを上げたりおろしたりできるのは便利です。
左側側面に、装着レバーあり
操作感もOK。ただ、私はメガネを着用しており、初めてのときは、メガネのレンズ下部がサンシェードからはみ出ており、これはまずいと思いましたが、そもそもヘルメットのかぶり方でヘルメットが少し上に向いていたことが原因でした。下向きにヘルメットをずらすとメガネははみ出なくなりました。
レビュー
良かった点
- 装着感 ジャストフィット(kabuto プロフィッティングサービス)
- 無料で対応 Kabutoだけ?
- 頭頂、側頭部、頬、頭部全体を包み込む感じで被った瞬間にピッタリ感を感じた
- リーズナブルな価格
- SHOEIやARAIに比べるとリーズナブル
- 軽い?1.6kg ネット上では1550g ホームページ上では記述なし。
- 他のヘルメットを被ったことがなく、比較できないが、
- 他のヘルメットの説明でも具体的な重さの表記を見つけたことがない、これはなぜ?
もう一つ
- 大きい 思っていたよりも大きい インナーサンシェードのためか
- ヘルメットの材質 SHOEIやARAIとは材質が異なるらしい
- SHOEIやARAIはグラスファイバー
- KabutoはFRP(?)
- グラスファイバーのほうが強度的に、安全であるとのこと。
- 風切り音についてのマイナス面(ネット上には)
- 実際に走行してみないとわからないので、次回の後編でレビューします。
まとめ(走行前レビュー)
- 今のところ、KabutoEXCEEDを購入して満足です。
- Kabutoプロフィッティングサービスが素晴らしい、装着感がとてもよい
- 価格がリーズナブル(ネット通販と比べると、割高にはなるが、kabuto Pro-Fitting Servicesのことを考えると、割高感はない。KABUTOのヘルメットを購入する場合は、店舗で実際に装着してみて、kabuto Pro-Fitting Servicesを受けることをおすすめします。
PCX125でのツーリングのために購入して、愛用している、ヘルメットやバイクのオプション・装備品等の詳しくは下記のブログをぜひご覧ください。
また、ジェットヘルメット走行レビューは、「【シニア走行レビュー】ジェットヘルメットーKABUTO EXCEED(後編)」です。こちらもぜひご覧ください。
https://tosimizu.com/jet_soukou_review/