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【MacBook AirとiPad miniでDaVinci Resolveを行き来!】動画編集環境を外部SSDで構築した話

20250616日記(1200 x 675 px)
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北海道ツーリングの動画編集がなかなか進まないトシミズです。

またまた、ほとんど需要がない動画編集ネタです。

1. はじめに:Apple沼で見えた現実

動画編集ソフトといえば、Macユーザーなら一度は「Premiere Pro」「Final Cut Pro」か「DaVinci Resolve」で悩むのではないでしょうか。

わたしもその一人。

Apple沼にどっぷり浸かっている身として、MacBook AirとiPad miniで完結するスムーズな編集環境を探していました。

そして出した結論は、

DaVinci ResolveでMacBook AirとiPad miniを行き来できる環境を外部SSDで構築する」という方法。

この記事では、その試行錯誤と気づきを共有します。

2. Final Cut Proを諦めた理由

まず、Premiere Proは一度使ったことがありますが、サブスク料金の高さに使用をやめました。動作がわたしの環境ではあまり安定していなかったのもあります。

そして、MacBook Airに最適化されているApple純正のFinal Cut Proは確かに魅力的でした。

UIの洗練さや動作の軽さ、そしてApple製品との相性の良さ。

しかしネックだったのはここでも価格!

  • Mac用買い切り:50,000円前後
  • iPad版:サブスクリプション制(月700円)

長期的に見れば悪くない価格…とはいえ、趣味レベルで始めたわたしにはちょっと重たい出費でした。

そんなとき、

「DaVinci Resolveは無料でもほとんどの機能が使える」

そして、iPadminiでも無料で使えるという最大のメリットを再認識することに。

3. Windows PCではなく、MacBook Air一本にした理由

当初は、

  • 自宅:WindowsデスクトップPC
  • 外出先:MacBook Air

というスタイルで編集しようと試みました。

しかし、ここでいくつかの問題が。

  • Windows版DaVinciは動作が重い(RTX2080搭載PCでもモッサリ)
  • MacとWindows間のデータ共有が微妙に面倒
  • プロジェクトファイルやデータベース、フォントの扱いにも違いがある

結局、MacBook Airに一本化することで、操作感も快適になりストレスが減りました。

4. iPad miniでも編集したい!データ共有の壁

さらに、「外出先でiPad miniでも編集できたら便利では?」と欲が出てきます。

ただしここで立ちはだかるのがiPad miniのストレージ問題

  • iPad mini 6:64GB
  • iPad mini(A17 Pro):128GB
  • iPadmini(A17 Proチップ)ハイエンドモデル(512GB)は12万円超で予算外…

AirDropでの動画素材共有も試しましたが、容量不足&一時保存にも限界あり。

結果、外部SSDでデータを一元管理する方向へ舵を切りました。

5. 外部SSDでの共有3パターン

① メディアファイル共有+プロジェクトのインポート/エクスポート

→ 手間が多い、編集のたびにインポート・エクスポートが発生。

②メディアファイル共有+ データベースも共有(自己責任)

→ 警告は出るが、インポート・エクスポートをする必要なく即編集に取りかかれる

わたしは最終的に、②のスタイルに落ち着きました。
ただし、定期的なバックアップ(プロジェクトエクスポート)は必須です。

DaVinci Resolveは動画や音声、音楽、テキスト等のメディアファイルをプロジェクトファイルが関連付け、プロジェクトファイルをデータベースで管理しているとわたしは考えています。

②の場合、動画編集に必要なメディアファイルを外部SSDにすべて保存し、DaVinci Resolveから直接読み書きする、そして読み込み時のキャッシュデータや生成したクリップデータ等もすべて外部SSDに保存します。

また、プロジェクトファイルを管理するデータベースファイルも外部SSDに保存するようにすると、タブレット接続時にはそのまま何もせずにプロジェクトを読み込んで動画編集をスタートすることができるようになります。

しかし、データベースファイルは外部SSDのフォーマット

「exFAT(エックスファット)MacでもWindowsでも使用可」は、データベース保存には向かないとDaVinci Resolveから警告が出ます。

そのために、動画編集終了時には、プロジェクトの書き出しを合わせて行い、このデータも外部SSDに保存するようにしました。

6. SSD共有で試行錯誤…設定がカギ

DaVinci Resolveでこのスタイルを成立させるためには、細かな設定が重要でした。

  • 環境設定からデータベースの場所をSSDに指定
  • キャッシュデータ、プロキシファイル等の保存先もSSDに統一
  • iPad miniでのResolve使用時も、外部SSD経由で同じファイルを編集

新たにデータベースを外部SSDに
新たにデータベースを外部SSDに

上の画像はDaVinci Resolveのプロジェクト設定画面で、下部の

「プロジェクトライブラリを追加」から

新規にデータベースを外部SSDに「作成」した画像です。

新たに「Share_Databae」というプロジェクトライブラリ(データベース)が作成されたことがわかります。

プロジェクトライブラリの追加
プロジェクトライブラリの追加

何度も試しながら、ようやくMacBook AirとiPad mini間でスムーズに編集できる環境が整いました。

外部SSDにデータベースを保存すると出る警告
外部SSDにデータベースを保存すると出る警告

MacBook Airでプロジェクトライブラリ(データベース)を外部SSDに作成後、iPadminiの方でDaVinci Resolveを立ち上げて、同じように、プロジェクトライブラリを外部SSDからよみこんで「接続」します。これで完了!

MacBook AirでもiPadminiでもDaVinci Resolveでデータを共有して動画編集をすることができます。

7. 実際のSSDフォルダ構成を紹介

参考までに、私の外部SSDの構成は以下のように整理しています:

外部SSDのフォルダ構成
外部SSDのフォルダ構成
/DaVinci Resolve_Mac/
├── 00_DaVinci_Database      (データベースファイル)
├── 01_RAW_VTR&STILL       (素材データ 動画・音声等)
├── 02_BGM          (バックグラウンド音楽等)
├── 03_STILL          (編集中に作成した画像データ)
├── 04_Capture         (画面スクリーンショットデータ)
├── 05_CacheClip        (各種のキャッシュデータ)
├── 06_ProxyMedia      (プロキシファイル 動画データが大きい場合)
├── 07_projectmedia     (編集中に作成されたメディアデータ)
├── 08_ProjectBackup     (バックアップ用プロジェクト書き出しデータ)
├── 09_PowerBin            (いつも使うツール集)
└── 10_FinishVTR               (完成した動画データ)

このように分けておくことで、不要なファイルだけを削除したり、移動するのがとても楽になります。

8. おわりに:Apple好きが選んだ最適解

Apple純正のFinal Cut Proではなく、あえて無料のDaVinci Resolveを使い続けることにしました。

それは「お金をかけずに、できることを最大限に楽しみたい」という気持ちが大きかったからです。

そして今、
MacBook Air+iPad mini+外部SSDという構成で、
どこでも動画編集を楽しめる環境を実現できました。

これから、動画編集を進めていくうえで、色々課題が出てくるとは思いますが、それも楽しんでいきたいと思います。

同じように

「費用を抑えつつ、Appleデバイスを活かして動画編集したい」

と考えている方の参考になればうれしいです!


【本日の資産運用チェック】2025/06/16(月)現在

★★「🍀ドーンとは下がってないですね~日経は少し上がってますね~👀😓」★★

本日の資産運用チェック前日比評価損益(1/1~)
楽天・オールカントリー0円-74,191円
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