こんにちは。トシミズです。
いよいよ冬本番の寒さとなってきました。
カニが美味しい季節ですが、
暖房費も気になる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、毎月恒例の資産運用報告です。
結論から申し上げますと、今月は久しぶりに資産が減りました。
5月以降、順調に資産が増え続けていたので
「いつかは調整が来るだろう」
と覚悟していましたが、ついにその時が来たようです。
とはいえ、狼狽するような下げ幅ではありません。
67歳、年金生活者が、どのようにこの局面を捉えているのか。ありのままの数字を公開します。

2025年11月の資産運用サマリー
まずは単月の成績から見ていきます。

11月の資産増減: -30,670円
ご覧の通り、4月にマイナスを記録して以来、
半年ぶりのマイナス着地となりました。
表を見ると、5月から10月までは毎月数十万円〜百万円単位で増えていた
「ボーナスタイム」が続いていましたが、
ここで一旦休憩といったところでしょうか。
マイナス3万円というと、ちょうど夫婦で少し良い旅館に一泊できるくらいの金額ですね。
少し残念ではありますが、市場全体がボラティリティが高く、
不安定な局面にある中では、「微減」で済んだと前向きに捉えています。
資産全体の推移(年初来の成果)
単月のマイナスに一喜一憂しないよう、
少し引いた視点で「年初からの推移」を確認します。
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11月単体(上のグラフ)を見ると、
月の中盤から後半にかけてガクッと下がっているのが分かります。
しかし、年初来(下のグラフ)で見れば、赤い線は依然として高い位置をキープしています。
上昇局面から、よこよこに移行している感じもします。
春先の3月・4月には大きく凹みましたが、現在は年初から比べて
約200万円以上のプラス 圏内にいます。
「山あり谷あり」を繰り返しながらも、
右肩上がりで推移しているこのチャートこそが、長期投資の安心材料です。
現在のアセットアロケーション(資産配分)
現在の私の資産配分(ポートフォリオ)は以下の通りです。
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- 投資信託(インデックス):約60%
- 現金:13.1%
- 日本株・米国株(高配当):約15%
- 仮想通貨・NFT:約11%
守りの要である「インデックスファンド」をコアにしつつ、
生活の楽しみ(配当金)としての「高配当株」、
そして少しのリスクをとった「仮想通貨」という構成です。
現金を約13%持っているため、もし今後大きな暴落が来ても、
生活防衛資金には手を付けずに済みます。
精神的な余裕のためにも、この現金比率は維持していきたいと考えています。
ただ、以前にもお伝えしましたが、「高配当株」では、
配当金は生活の楽しみとして使っているわけではなく、
そのまま、投信の積み立て等にまわしています。
さらに、インデックス投資の収益率よりも高配当株は結果的に低いので、
今後は、増資せずにほおっておくことにしています。
ポートフォリオ詳細分析
それぞれの資産クラスの中身を詳しく見ていきます。
① 投資信託(インデックス運用)
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私の運用の主軸です。
「楽天S&P500」と「楽天オルカン(全世界株式)」を中心に、
SBI証券のファンドも保有しています。
NISA口座を活用しているおかげで、ここでの利益は非課税です。
11月のグラフを見ると横ばいですが、
年初からのグラフ(青線)は見事な右肩上がり。
基本的には「ほったらかし」で、毎月自動的に積み立てられるのを待つだけです。
② 日本株(高配当ポートフォリオ)
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2月を除いて、毎月配当金がありました。決算を受けて、6月と12月が特に多くなります。
12月も楽しみです。
- ソフトバンク:44.9%
私の日本株ポートフォリオは、
通信株のソフトバンクが圧倒的な比率を占めています。
これは少し偏りすぎている自覚はあるのですが、
高い配当利回りが魅力で保有を続けています。
ソフトバンクが上場して、その株を買ったところから投資がスタートしました。
一番最初がソフトバンクだったわけです。
株価が下がると買い増しを続けてきたので、結構な金額になりましたが、
NISAではなく、特定口座での保有です。
ゆくゆくは、利確して、その分をNISAのインデックス投資に回すことになると思っています。
NISAの成長投資枠では、三井住友FGや三菱UFJなどの銀行株、伊藤忠・三菱商事などの商社株といった「増配」が期待できる大型株に分散しています。
③ 米国株(高配当ポートフォリオ)
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- AT&T
- アルトリア・グループ
- コカ・コーラ
米国株は非常にシンプル。連続増配や高配当で知られる3銘柄に絞っています。
円安の影響もあり、ドル建て資産を持っていることはリスク分散にもなっています。
仮想通貨・NFTの状況
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ピンク色のエリアが仮想通貨の損益です。
ご存知のように値動き(ボラティリティ)は非常に激しいですが、
年初から見ると資産増加に大きく貢献してくれています。
「67歳で仮想通貨?」
と思われるかもしれませんが、全資産の1割程度に抑えることで、
程よいスパイスとして楽しんでいます。
仮想通貨での収益は「雑所得」となり、最高税率が55%の総合課税となっていますが、来年度には、通常の株式の所得を同じく、税率20%の分離課税になりそうです。
分離課税になってから、少しずつ売却していくことも考えていこうと思います。
まとめと12月の戦略
11月は「足踏みの月」となりましたが、
投資を長く続けていれば雨の日も風の日もあります。
大切なのは、こういうマイナスの月に
「怖くなって売らないこと」「積立を止めないこと」
だと言い聞かせています。
合言葉は、「長期・分散・低コスト」です。
全くの素人には、忘れるくらいに
「ほおっておくこと」が大切だとおもっています。
ただ、年齢のことを考えると、ある時期が来たら、
毎月定額の利確をするように設定して、取り崩しをしていきます。
75歳ぐらいになったら、そうすることになるかな~とぼんやり考えています。
12月は、14日頃に「ふたご座流星群」のピークがありますね。
相場の値動きをずっと見張るよりも、
夜空を見上げて星を眺めたり、好きな飛行機の写真を撮りに行ったりと、
趣味の時間を大切にしながら、年末ものんびりとホールドを続けたいと思います。
皆さんの11月の運用成績はいかがでしたでしょうか?
寒くなりますので、お体ご自愛ください。

【本日の資産運用チェック】2025/12/02(火)現在
★★「仮想通貨の下落が止まらない状況ですが、インデックスの方は堅調に推移しています😘👀」★★
| 本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益(1/1~) |
| 楽天・オールカントリー | -2,861円 | +431,102円 |
| 楽天・S&P500 | +2,444円 | +608,336円 |




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