こんにちは、トシミズです。
注文した IC-7300MK2、実はまだ手元には届いていません。
たぶん年内には届かないのでは‥とも思っていますが、
「早く届かないかなぁ」
と首を長くして待っているこの期間、
何もしないのはもったいない!ということで、
FT8運用のための 「脳内シミュレーション」 を進めています。
FT8について調べていると、一番頭を悩ませるのが
「たくさんのソフトをどう連携させるのか?」
という点ではないでしょうか?
- WSJT-X
- JT_Linker
- Turbo Hamlog
- eQSL
- hQSL…
「えっ、交信するだけでこんなにたくさんソフトがいるの?」と、
正直私も最初は混乱しました。
そこで今回は、自分の頭を整理するためにも、
「交信したデータがどう流れて、どう処理されるのか」
を一枚の図解にまとめてみました。
私と同じように
「これからFT8を始めたいけれど、ソフトの仕組みが難しそう」
と感じている方の予習になれば幸いです。
全体像をつかむ「交信データ処理関係図」
まずは、私(Gemini)が作成したこの図をご覧ください。
これがFT8運用の「データの流れ」です。

難しそうに見えるかもしれませんが、
データの流れは実はシンプルで、大きく分けると以下のようになります。
- 左側: 交信をする(入り口)
- 中央: データを橋渡しする
- 右側: 記録・QSLを発行する(出口)
無線機(IC-7300MK2)が届いたら構築する予定の、
このシステムの流れを順番に見ていきましょう。
STEP 1:運用の心臓部(左側エリア)

すべてはここから始まります。
- WSJT-X(FT8交信データ)
これが運用のメインソフトです。
IC-7300MK2とパソコンをUSBケーブルで繋ぎ、電波の送受信を行います。 - BktTimeSync(時刻同期)
FT8は「時間の正確さ」が命です。
数秒ズレているだけで交信が成立しません。
パソコンの時計を常に正確に保つため、このソフトが裏で動きます。 - PSK Reporter
「自分の電波、本当に飛んでるの?」という不安を
解消してくれるサイトです。
WSJT-Xから情報を送り、地図上で自分の電波が届いた場所を確認できます。
この電波がどこまで届いているのかがわかることが一つの楽しみだと思います。
ここまでは、いわば「交信そのもの」を行い、その交信を「視覚化」するためのエリアです。
STEP 2:データの橋渡し(中央エリア)

ここが初心者が一番つまずきやすいポイントかもしれません。
実は、標準ソフトのWSJT-X単体では、
日本のアマチュア無線家御用達のログソフト「Turbo Hamlog」にデータを直接書き込むことができないようです。
そこで登場するのが「仲介役」のソフトです。
- JT_Linker
このソフトが非常に優秀です。WSJT-Xで交信が終わって
「Log QSO」ボタンを押すと、生成されたデータ(ADIF形式)を
瞬時に感知し、自動的にHamlogへ転送してくれます。 - JTAlert
こちらも同様の機能を持っていますが、
加えて「以前交信したことがある局かどうか」などを
画面上で教えてくれる補助機能が強力です。
私は今のところ、シンプルに連携させるために JT_Linker をメインに構成しようと計画しています。
これがないと、いちいち手入力でログを移さなければならず、
大変な手間になってしまいます。
STEP 3:ログ管理の母艦(Hamlogエリア)

- Turbo Hamlog(メインログブック)
すべてのアマチュア無線家にとっての「母艦」です。
WSJT-XからJT_Linker経由で流れてきたデータは、
最終的にここに蓄積されます。
紙のQSLカードを印刷するためのデータも、
基本的にはここから管理します。
「すべての記録はHamlogにあり」。
この体制を作ることが、快適なハムライフの第一歩ですね。
Turbo Hamlogはすでにインストール済みですでに運用をしています。
STEP 4:QSL確認と発行(右側エリア)

最後に、交信の証(QSL)の処理です。
今は紙のカードだけでなく、デジタルのQSLが主流になりつつあります。
- hQSL(Hamlog E-Mail QSL)
Hamlogユーザー同士で、電子メールを使って
QSL画像(定義ファイル)を交換するシステム。
日本国内では非常に普及しており、紙カードの郵送コスト削減になります。 - eQSL
世界標準の電子QSLシステム。
海外局との交信ではこちらがメインになります。 - LoTW (Logbook of The World)
アメリカのARRLが運営するシステム。
DXCCなどのアワード申請にはこれが必須です。 - QRZ.com
世界中のハムのデータベース。
ここにもログをアップしておくと、
相手局が自分の情報を確認しやすくなります。
これら全て、Hamlogから連携機能を使ったり、ADIFファイルをアップロードしたりすることで処理できるようです。
まとめ:機材到着が待ち遠しい!
こうして図にしてみると、複雑そうに見えたFT8の環境も、
「WSJT-X(受信)→ JT_Linker(転送)→ Hamlog(記録)→ QSLサイト(確認)」
という一方通行の流れであることが分かりました。
一度設定してしまえば、あとは交信に集中できるはずです。
IC-7300MK2が到着したら、早速この設計図通りにセットアップを行い、
実際の画面で設定手順などをレポートしたいと思います。
長く愛用できる相棒になるよう、今のうちにしっかり予習しておきます!

次回の記事では、いよいよ機材の開封か、
あるいは具体的なソフトのインストール手順について書けることを願っています。
それでは、また!73!
FBなデジタル運用を楽しんでください。


【本日の資産運用チェック】2025/11/26(水)現在
★★「あいかわらずの上昇下降ですが、今日は上昇!このまま、年末まで上がってくれ~📈🌟」★★
| 本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益(1/1~) |
| 楽天・オールカントリー | +29,943円 | +385,684円 |
| 楽天・S&P500 | +97,514円 | +538,256円 |




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