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福井の「重い雪」と20万kmの記憶

福井県敦賀市に住んで30年以上。

私の愛車(4WD)は、この10年で20万kmを共に歩んできました。

福井の冬は、水分をたっぷり含んだ重い雪が特徴です。

しかし、近年は温暖化の影響か、積雪もあまり多くなく、

朝起きたら車が雪に埋まっている、

通勤のために、まず車を雪の山から掘り出さないといけない

――そんな光景はだんだんと珍しくなってきました

そこで、自家用車は、FF(前輪駆動)で十分と考える方もたくさんいらっしゃいます。

そんな私が、なぜ燃費の良いFFではなく、

あえて4WD(四輪駆動)を選び続けるのか

今回は、20万kmの経験と具体的な「数値」から

その理由を紐解いてみたいと思います。

#015「雪道の落とし穴」
#015「雪道の落とし穴」

【徹底比較】FF・FR・4WD、雪道での「決定的な差」

「最近のスタッドレスは優秀だからFFで十分」

という声も聞きます。

確かに平坦な国道ならそうかもしれません。

しかし、数値で見るとその余裕(限界値)には天と地ほどの差があります。

① 登坂能力(坂道を登れる限界)

JAFなどのデータに基づいた、圧雪路での発進・走行限界の目安です。

4WDの走破性
4WDの走破性

【図解イメージ】勾配のきつい坂道で、前輪が空転しているFF車と、4輪で力強く登る4WD車の比較イラスト。

勾配FF (前輪駆動)FR (後輪駆動)4WD (四輪駆動)
9% (一般的な坂)〇 登坂可能△ 慎重なら可能◎ 余裕で登坂可能
20% (スキー場付近の急坂)× 登坂不可× 登坂不可〇 登坂可能

市内の住宅地にあるちょっとした急坂でも、

凍結すれば20%に近い負荷がかかります。

2WDが「一度止まったらおしまい」という場面でも、

4WDなら再発進できる。

この数値の差が、冬の精神的なゆとりを生みます。

ソースの詳細

  • 組織名: JAF(日本自動車連盟)
  • テスト名: 「4WDなら雪道でも安心? 2WDと登坂・ブレーキ性能を比較(JAFユーザーテスト)」
  • 実施時期: 2018年11月(長野県の「女神湖」付近のテストコースで実施)
  • 検証内容: 圧雪路(雪が踏み固められた状態)において、FF、FR、4WD(SUV)、4WD(軽自動車)の計4台を使用して、坂道の登坂限界と下り坂での制動距離を計測。

② トラクション(地面を蹴る力)の物理

車が雪を蹴る力

「タイヤにどれだけ重さが乗っているか」で決まります。

  • FF車: 重いエンジンが乗る前輪(約60%の重さ)で引っ張る。
  • 4WD車: **4輪すべて(100%の重さ)**をフルに使って地面を蹴る。

理論上、4WDはFF車の約1.6倍の駆動力を発揮できます。

雪に埋まった駐車場から脱出する際、

この「1.6倍」の差が

「自力で出られるか、スコップを持って途方に暮れるか」

の分かれ道になるのです。

電気式(e-4WD)vs 機械式、どちらが「強い」のか?

4WD(4輪駆動)といっても、現在、2つの仕組みがあります。

SUBARUのレヴォーグに代表される、「機械式AWD」

Toyotaのカローラツーリングに代表される、「電気式4WD」です。

2つの仕組みを比較してみると↓

特徴機械式 AWD (レヴォーグ)電気式 4WD (カローラツーリング)
後輪の力エンジンパワーの最大50%リアモーターの出力分のみ
メリット圧倒的な突破力 深い雪を押し分ける力がある。圧倒的な経済性 燃費が良く、維持費を抑えられる。

定年後の資産管理という面では、

カローラの燃費(リッター25km前後)は非常に魅力的です。

しかし、レヴォーグの

「どんな悪天候でも目的地に届けてくれる」という信頼の数値も捨てがたい。

ここは今、非常に悩むポイントになります。

【重要】4WDユーザーが絶対に陥る「死角」

4WDを過信している方に、

これだけは知っておいてほしい数値があります。

「4WDは、止まる距離が2WDより長くなる傾向がある」

なぜか。

それは4WDシステムを積んでいる分、

車体が60kg〜100kg以上重いからです。

4WDの落とし穴
4WDの落とし穴

JAFのテストでも、

圧雪路の下り坂では4WDの方が制動距離が伸びる結果が出ています。

「4WDだから滑らない」のではなく、

「4WDは進めてしまうから、スピードを出しすぎて止まれなくなる」

のが本当の恐怖です。

まとめ:安心・安全は「最高の資産管理」

ずいぶん昔の話ですが、

2駆と4駆を切り替えることができるワゴンを

高速道路で運転したことがあります。

2駆から4駆に切り替えて走り出した途端に

車の「どっしり感」、「安定感」の大きな違いに驚きました

晴天の乾いた路面の高速道路で感じた違いです。

雨天の高速道路であれば、もっと大きな違いとして感じたに違いありません。

それ以来、スキーにキャンプに‥とアウトドア志向でもあるし、

冬には積雪のある地域に済んでいるので、

ずっと4WDの車を乗り続けている状況です。

67歳という年齢になり、

これからのカーライフは「経済性」も大切にしたいと考えています。

カローラツーリングのような最新のハイブリッド4WDは、

今の私にとって非常に合理的な選択肢です。

FFの2輪駆動はそれ以上に経済的ですが、

私が4WDという駆動方式自体を諦めることはありません。

スキーにいく道中でスタックして時間を無駄にしたり、

事故でせっかくの資産を失ったりしては本末転倒です。

数値に裏打ちされた4WDの「走破性」は、

私にとって安全を守るための必要経費だと思っています。

「4WDは進めてしまうから、スピードを出しすぎて止まれなくなる」

ことにも十分注意しながら運転していきたいと思います。

皆さんの住む地域の雪質やライフスタイルに合わせて、

この数値を参考に最適な一台を選んでみてください。


【本日の資産運用チェック】2026/01/06(火)現在

★★「2026年がスタートしました。今年も投資信託の評価損益がどうなっていくのかをグラフでチェックしていこうと思います。途中から新しく追加した投信も付け加えていく予定です、よろしくです~😀」★★

本日の資産運用チェック前日比評価損益(1/1~)
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