最近、寒い朝にPCを起動するたびにブルースクリーンが表示されるという悩みを抱えている方はいませんか?
私自身も、毎朝のようにブルースクリーンに見舞われ、その原因を探るために試行錯誤を繰り返しました。その過程で見つけた意外な原因と効果的な対処法について、この記事でご紹介したいと思います。
冬の寒さがPCに与える影響は予想以上に大きく、特にコンデンサの不調がブルースクリーンの原因となることがあるのです。
しかし、この原因がわかるまでは、マザーボードが故障?バイオスの設定?Windowsのシステムが壊れた?など、結構な時間を費やして原因を探りつつ、一度はマザーボード交換までしてきました。
現在は、朝、PCの電源を入れてブルースクリーンが出てきても、「またか~」という程度の受け止めで直ぐに対処もできるのでほとんどストレスを抱えるということはありません。
この記事を通じて、寒い季節における同じようなPCのトラブルに悩んでおられる方の解決の一助となれば幸いです。
ブルースクリーンの原因は寒さ!対処法はあたためる!
冬の朝に頻発するPC起動時のブルースクリーンの原因は、気温の低下によるPCの部品であるコンデンサの動作不良によるものが多いらしいです。その対処法は、PCを窓際などから気温の低下が避けられる場所に移動するか、室温を上げてからPCを起動するなどが考えられます。
ブルースクリーンとは何?
ブルースクリーン(Blue Screen of Death、BSOD)は、Windows OSが重大なエラーを検出した際に表示されるエラースクリーンです。この画面は、システムのハードウェアまたはソフトウェアの問題を示しており、通常、エラーメッセージやエラーコードが表示されます。
一般的なブルースクリーン発生原因
ブルースクリーンの発生原因は多岐にわたりますが、一般的には以下のような問題が考えられます。
- ハードウェアの故障(例:メモリ、ハードディスク、マザーボード)
- ドライバの問題(古い、または互換性のないドライバ)
- ソフトウェアのバグや互換性の問題
- ウイルスやマルウェアの感染
- システムファイルの破損
わたしのPCの場合も、上記の原因のどれかだろうと探っていったのですが、ブルースクリーンはあいかわらず毎朝出てきて、頭を悩ませていました。
気温低下とコンデンサの不調
ネットでブルースクリーンの原因と対処法を探していた時に、マザーボード等のコンデンサが寒さに弱いことを見つけました。電子部品は温度の変化に敏感で、寒さはPCの動作に悪影響を及ぼすことがあり、特に、低温環境では正常に動作しないことがあるらしいことがわかりました。
コンデンサは、電子回路内で電荷を蓄える役割を持つ部品で、低温環境では正常に機能せず、電力供給に問題が生じることがあります。これがブルースクリーンの原因になることがあるらしいです。
自分のPCでの具体的な症状
私のPCの場合、冬の朝に起動するたびにブルースクリーンが表示されるようになりました。PCを起動しても何もおこらなかったり、windowsが立ち上がる前にブルースクリーンが出現したり、Windowsが立ち上がる途中で出現したりと、ブルースクリーンが出現するタイミングや表示されるブルースクリーンのエラー表示もいろいろでした。
原因や対処法を調べる途中で、電源ボタンで強制終了することが何度もあったり、設定を何度もいじったりすることで、PCの状態が不安定になっていきました。
一度はマザーボードを交換するハメになりましたが、現在は、気温の低下であると原因が分かったので、特段驚きもせずに対処しています。
冬の朝にブルースクリーンが出現しても、あわてて設定をいじくったりしないようにしましょう。いたずらにPCを不調にしてしまうことになります。
効果的な対策
最も簡単で効果的な対策は、部屋の温度を適切に保つことです。室温が低すぎるとPCの電子部品が正常に動作しないため、暖房を使って部屋全体を温めることが推奨されます。
PCの電源を入れたままにして温める方法
PCの電源を入れたままにすることで、内部の電子部品が徐々に温まり、コンデンサの問題を軽減することができます。以下の手順で実施できます。
- PCを起動し、ブルースクリンが出てもそのまましばらく放置する。
- しばらく放置後(わたしの場合は4,5分)、再起動するかPC電源ボタンを長押ししてを電源を落として、再度電源をいれる。
- その後、正常動作を確認する。正常起動しなければ、①から繰り返す。
経験を通じて得た知識と教訓
今回の気温低下によるブルースクリーンの出現については、どのPCにも起こるのかというとそうではないと思います。ノートPCの場合は、常置場所や筐体を考えるとブルースクリーンが出る可能性は低いと思われます。
わたしのPCは自作ゲーミングPCであるため、PC本体の前後、それに上部がメッシュ状になっており、クーリングファンも3つついています。ゲームや動画編集での重い負荷による発熱でCPUなどが熱暴走することを防ぐようになっています。
発熱によるCPUのクラッシュ対策が考えられたPCで低温による動作不良が起こるとは思いもしませんでした。
よく考えてみれば、わたしのPCは窓際で床に直接置いています。そしてゲーミング仕様なので、風とおりもよく、大型のファンが備わっています。冬の寒さには特に弱い状況になっているということでした。
同じ悩みを持つ読者のみなさんへ
もし同じように寒い季節にPCのブルースクリーンに悩まされている方がいれば、まずは部屋の温度を適切に保つことを試してみてください。いたずらに、設定をいじったり、部品を交換したり、修理に出したりするのはまだ早いと思います。
気温が低くないのに、ブルースクリーンが消えない場合は、修理を考えればよいのかと思います。
わたしのPCは自作ゲーミングPCです。どちらかというと使用しているPCとしては特殊なのかもしれません。あくまでも、わたしのPCの場合としてのブルースクリーンの原因と対処法なので、すべてのPCには当てはまらないことも十分に考えられます。ご了承ください。
【本日の資産運用チェック】2025/01/18(土)現在
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