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【安い!遊べる!】UV-K5(8)購入から広帯域受信機設定まで:完全ガイドと使用レビュー

【安い!遊べる!】UV-K5(8)
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こんにちは,トシミズです。

ちまたでうわさになっている中華製の無線機「UV-K5(8)」を手に入れました。この無線機は5w出力の送信もできるようです。その無線機がなんと2千円ちょっとで購入できることが驚きです。ただし、日本の技適の基準を満たしていないので国内での使用はできません。したがって、日本国内では送信ができないようして広帯域受信機として使用できるようにファームウェアを変更しなければいけません。このブログでは、UV-K5(8)の購入から広帯域受信機への設定、実際の使用感について詳しく解説していきます。UV-K5(8)は、その多機能性と高性能で多くのユーザーに支持されていますが、初めての方には設定や使用方法が少し難しく感じられるかもしれません。

このブログの目的は、UV-K5(8)を購入したばかりの方や、これから購入を検討している方に向けて、わかりやすく丁寧に設定方法や使用感をお伝えすることです。具体的には、以下のポイントをカバーします:

  1. UV-K5(8)の購入理由と選定ポイント:なぜUV-K5(8)を選んだのか、その魅力について。
  2. 初期設定と必要な準備:購入後に必要なアクセサリーや初期設定の手順。
  3. 広帯域受信機への設定方法:カスタムファームウェアのインストール方法や設定手順。
  4. 実際の使用感とレビュー:実際に使用してみて感じたこと、メリットとデメリット。

このブログを通じて、UV-K5の広帯域受信機としての可能性を最大限に引き出し、無線機やガジェット好きの皆さんに安く楽しめるアイテムとして楽しめるようになります。ぜひ、最後までお付き合いください!

UV-K5の購入理由と選定ポイント

UV-K5(8)
UV-K5(8)

UV-K5(8)の魅力と広帯域受信機としての可能性

UV-K5(8)は、その多機能性と高性能で多くの無線愛好者に支持されています。特に、広帯域受信機としての可能性が注目されています。ここでは、UV-K5(8)の魅力と広帯域受信機としての可能性について詳しく見ていきましょう。

1. 多機能性と高性能

UV-K5(8)は、18MHzから1300MHzまでの広い周波数帯域をカバーし、AM、FM、SSBなどの多様なモードでの受信が可能です。これにより、航空無線やアマチュア無線、公共サービス無線など、さまざまな通信を受信することができます。

2. カスタムファームウェアの導入

UV-K5の大きな魅力の一つは、カスタムファームウェアを導入することで、さらに機能を拡張できる点です。例えば、egzumer氏が提供するカスタムファームウェアをインストールすることで、広帯域受信機としての性能が大幅に向上します。このファームウェアは、Webブラウザから簡単に書き込むことができ、初心者でも手軽に導入できます。

3. コストパフォーマンス

UV-K5(8)は、他の高性能受信機と比較して非常にリーズナブルな価格で提供されています。そのため、初めて広帯域受信機を試してみたい方や、複数の受信機を持ちたい方にとって、非常に魅力的な選択肢となります。

このように、UV-K5(8)はその多機能性と高性能、そしてカスタムファームウェアによる拡張性で、広帯域受信機としての可能性を大いに秘めています。ぜひ、UV-K5(8)を手に取り、その魅力を体感してみてください。

UV-K5(8)の購入理由と選定ポイント

購入理由

UV-K5(8)は、その多機能性と高性能で多くの無線愛好者に支持されています。特に、以下の理由から多くの人々がUV-K5(8)を選んでいます。

  1. コストパフォーマンス:他の高性能受信機と比較して非常にリーズナブルな価格で提供されており、初めての方にも手が届きやすいです。
  2. カスタムファームウェアの対応:カスタムファームウェアを導入することで、さらに機能を拡張でき、広帯域受信機としての性能が向上します。
  3. 広帯域受信:18MHzから1300MHzまでの広い周波数帯域をカバーし、AM、FM、SSBなど多様なモードでの受信が可能です。

選定ポイント

UV-K5(8)を選ぶ際には,わたしは以下のポイントに注意しました。現在のところ、UV-K5(8)以外にも、同じようにカスタムファームウェアを導入できる機種が結構多くあります。

・UV-K5
・UV-K5(8)
・UV-5R Plus
・UV-K6

以上の機種がカスタムファームウェアの導入ができると思われますが、よくわからない部分もあるので、機種選定についてはご自身で調べることをおすすめします。

実際のところ、どの機種が一番良いのかどうかの判断ができないので、一番オーソドックスでネットの情報も多いUV-K5(8)を選びました。

  1. 充電方法USB Type-C充電機能があるかどうかを確認しましょう。スマホ等の充電ケーブルが使用でき、充電アダプターが必要なくなります。【※要注意ー詳細は「使用感とレビュー」】
  2. ファームウェアの互換性:カスタムファームウェアを導入する予定がある場合、その互換性を確認しておくと良いです。
  3. 付属品:アンテナ、クリップ、充電ベースなどの付属品が揃っているか確認しましょう。カスタムファームウェアを導入するためには、無線機に対応したUSBケーブルが必須となります。このケーブルが付属していなければ、別途購入する必要があります。充電ベースについては、USB Type-C充電機能があればとくに必要ではないです。
  4. レビューと評価:他のユーザーのレビューや評価を参考にすることで、実際の使用感や信頼性を把握できます。

UV-K5の購入先と価格情報

購入先

UV-K5(8)は、以下のようなオンラインプラットフォームで購入することができます。

  1. AliExpress:中華系通販サイトで、比較的安価に購入できます。
  2. Yahooオークション:国内オークションサイトで、安心感があります。
  3. メルカリ:フリマアプリで、個人間取引が可能です。

価格情報

UV-K5(8)の価格は、購入先や時期によって変動しますが、だいたい、以下のような価格帯で購入できます。それぞれのサイトを見ていただければわかりますが、かなりの値段の差があります。オークションやフリマでは、すでにカスタムファームウェアを導入済みのものが出品されていることが多いですが、その分値段は高くなっています。一番安値はAliExpressかと思います。

少し不安もありましたが、わたしはAliExpressで購入しました。1週間ほどで届きましたし、届いたものは箱が潰れていることもなく、特に問題はありませんでした。

  1. AliExpress:送料込みで約2,000円から3,000円程度。
  2. Yahooオークション:新品で約5,000円~、中古で約2,100円から3,680円程度。
  3. メルカリ:出品者によりますが、概ね2,000円から3,500円程度。

必要なアクセサリー

  • プログラミングケーブル: UV-K5(8)とPCを接続するためのUSBケーブル。カスタムファームウェアを導入するためには必須。UV-K5(8)に付属する商品もありますが、付属していない場合には別途購入する必要があります。わたしが購入したUV-K5(8)には付属していなかったために、UV-K5(8)を購入したAliExpressで別途購入しました。
USBケーブル
プログラミングケーブル(USBケーブル)

購入時は319円でした。かなり価格は変動しているみたいです。

広帯域受信機への設定

前述しましたが、このUV-K5(8)は国内では技適が通っていないので、電波を送信すると電波法違反となります。したがって、送信ができないようにして、広帯域受信機としてしか国内では利用できません。

広帯域受信機として使用するためには、カスタムファームウェアをインストールして送信機能をオフにする必要があります。

カスタムファームウェアのインストール方法

1 準備物:

  • windowsPC
  • UV-K5(8)
  • プログラミングケーブル(USBケーブル)

2 接続:

  • UV-K5(8)をプログラミングモードで起動します。通常、PTTスイッチを押しながら電源を入れることでLEDが点灯し、プログラミングモードに入ります。
プログラムモード
プログラムモード
  • プログラミングケーブルを受信機とPCに接続します。ケーブルの差し込みが足らずに接続ができないことがあるようです。しっかりと差し込まれていることを確認してください。
ケーブル接続
ケーブル接続

3 ファームウェアの書き込み:

  • ファームウェアの書き込みはダウンロードしたファイルからではなく、カスタムファームウェアのサイトからWebブラウザを使用してファームウェアを直接UV-K5(8)に書き込むことができます。
  • カスタムファームウェアのサイトは、

どのカスタムファームウェアをインストールすれば…?

最初は、日本語化ができるカスタムファームウェアということで「WEBOO.DEV」をインストールしようと考えていましたが、当初は無料でインストールできていたようですが、わたしがインストールしようと思ったときには、有料(3,300円)になっていました。(どうも、無料でインストールされたUV-K5(8)がオークションやフリマで多く販売される現状から、有料に…😓)

日本語化は魅力ですが、UV-K5(8)+プログラミングケーブルの価格よりも、高額になるのは…ということから、無料でインストールできるカスタムファームウェアの本家である「egzumer」をインストールすることにしました。

特に日本語化されていなくても支障は感じていません。(もっとも、日本語化されたものを使用していないのでいい加減な感想ですが…)

egzumerをインストールする場合egzumerのサイトへ

エグズマー(英語)
エグズマー(英語)

すべて英語ですが、Googleの翻訳機能を使って日本語へ ↓

エグズマー(日本語)
エグズマー(日本語)

青い文字の「ブラウザでフラッシュする」をクリックでカスタムファームウェアのインストールが始まります。

★インストールの詳細は、エグズマーの「ファームウェアのフラッシュ」のページを参照してください。(英語版ですのでGoogle翻訳で日本語に変換するとわかりやすいです)

設定手順と注意点

送信の無効化

  • UV-K5(8)の隠れた設定メニューにアクセス
    • PTT+サイドボタン1を押しながら無線機をオンにする
    •  「Release All Keys」の表示が出たら、PTT+サイドボタン1を放す
  • 通常の設定メニュー(1~60)に、隠れたメニュー(61~69)が追加される
  • 61番目のF Lockの項目の中から、DISABLE ALLを選択し、すべてのバンドでの送信を無効にする。これで送信禁止設定完了です。
送信不可設定
送信不可設定

★Egzumerの設定については、下の日本語版取扱説明書に詳しく書かれています。

Egzumerファームウェアを導入したUV-K5・UV-5RPlusの日本語版取扱説明書

使用感とレビュー

実際の使用感とパフォーマンス

外観・デザイン 

堅牢なつくりで高級感とまではいかなくても、チープさはあまり感じない。ほどほどの重量感もあり、無線機としての存在感もある。液晶もオレンジバックで視認性も高い。

操作性

ハンディ機特有の短押し、長押し、Fキーを押してから別のキーを押すなどの複雑さは仕方ないとは感じるものの、各種ボタンを押すと何か引っかかりがあるような感じがします。これは使用初期だけの感覚で使用するにつれてなくなっていくのかもしれません。

キーパッド
キーパッド

また、周波数のメモリーの仕方やスキャンの仕方、FMラジオの登録など、簡単にできるかというとそうではないです。あれは…どうやってするのだったか~とwebで何度か再確認しないとわからないことがあります。ここは、日本語化していないということが操作性にも大きく影響しているのかもしれません。

パフォーマンス(広帯域受信性能) 

広帯域受信機化が完了したといっても、今住んでいるところが、空港や鉄道が近くにあるわけではなく、大都市でもないので、どの周波数をスキャンしても、ほとんど静かな状況です。時折、近くを飛行している飛行機のエアバンドが受信できることがあるぐらいです。FMラジオだけは、ごく普通に受信できています。

したがって、パフォーマンスといっても、FMラジオ以外はよくわからないのが現状です。FMラジオは、音質が特に悪く聞きづらいということもなく、普通に受信できています。

京都・大阪に行くときに広帯域受信機としての性能がどうなのかを試したいと思います。また、空港近くでのエアバンド受信も楽しみにしておきます。後日、その報告もできるかと思います。

バッテリーの充電 

USB-Cが使えるのならば、スマホの充電器やケーブル、携帯バッテリーなどが使え、付属の充電器がヨーロッパ仕様であれ何であれ関係なく、持ち物が増えずにいつものように充電できると思っていました。

しかし、いつものように、65W・PD対応の充電器に繋いでも充電できません。これはどうしたことかと、色々と調べると、USB-Cの端子は「Type-C緊急用充電端子」らしいです。「T「緊急用充電端子」?でも充電できないんですけど

さらに調べてみると、xのツイートを見つけました

充電についてのツイート
充電についてのツイート

どうも、充電ケーブルに「MicroUSB」の端子を間にいれると、5V出力になり、充電できるらしいということで、手持ちのMicroUSBのアダプタをケーブルに付けてみると…

MicroUSBのアダプターを途中に
MicroUSBのアダプターを途中に

画像は、USB-C→MicroUSB→USB-Cというふうに、無理やりMicroUSBをかましてみたら、充電ランプが付き無事充電することができました。また、PCのUSBタイプAからも充電できるような記述を見つけたのでやってみると、これも充電することができました。PD対応の充電器やUSB-C→USB-Cのケーブルだと充電できないようです。

PCからの充電OK
PCからの充電OK

まとめ

とにかくコスパ最高!

★ ここが GOOD!

  • 価格:2,000円~3,000円(プログラムケーブルを含む)
  • デザイン:堅牢、デザインもそこそこカッコイイ
  • 広帯域受信性能:18MHz~1GHz以上
  • サウンド:普通にしっかり聞こえる
  • 充電:USB-Cがつかえる(※)

なんといっても、2,3千円で広帯域ハンディ受信機が購入できるというのが素晴らしいと思います。国内で販売されている広帯域受信機が2万円~することを考えると、コストパフォーマンスは最高です。中華製おそるべし…か。

もちろん、日本国内で使用するには、カスタムファームウェアをインストールして送信を不可にする手間が必要ですが、航空無線、鉄道無線、船舶無線、アマチュア無線等をこの価格で購入できることが驚きです。

ちょっとマニアック?大都市近辺に住んでいる人向け?

★ ここが もうすこし!

  • 少しマニアック:カスタムファームウェアをインストールしなければならない、PCの知識が必要かも?
  • 操作性:小さなボタンが結構な数、そして短押し・長押しの区別あり、Fキー+ボタンの操作ありで操作性はよくない
  • 充電:USB-C端子があるが、USB-Cケーブルのみでは充電できない。PCから充電するか、MicroUSBのアダプターを途中でいれないと充電できない。
  • 住んでいるところを選ぶ:広帯域受信性能があるといっても、そもそも電波がとんでいなければ、宝の持ち腐れ。できれば、大都市で近くに空港や鉄道があれば、航空無線や鉄道無線、船舶無線、アマチュア無線など結構楽しめると思います。地方では、終日たいへん静かな状態のところが多いかもしれません。

コスパ最強の広帯域受信機ですが、中華製であるために、日本国内では技適証明がないため安全性や電波の品質を保証がされず使用することができません。

そのために、カスタムファームウェアをインストールして、送信機能の無効にする必要があります。カスタムファームウェアをインストールするためには、PCの知識やネット上のサイトからのインストールの知識が必要となります。できれば、そのインストール自体を楽しめる人が向いていると思います。

何より、広帯域受信機で楽しめる環境にあるかどうかがポイントですが、いろんな電波を聞いてみたい人、航空無線や鉄道無線を聞いてみたい人、広帯域受信機に興味がある人にとってはたいへんコスパに優れた無線機です。格安で楽しめるおもちゃでもあると思うので興味のある方はどうぞ。