衆議院選挙も自民党の大敗に終わり、政局が不安定になることから株価は下落に…と思っていたのですが、順調に株価は上昇?やっぱり素人には株価の推移は読めない、予想できないという証明のような10月でした。
しかし、夏枯れの7,8月の下落を吹き飛ばすような10月となりました。今年2月には
+1,006,790円でしたが、10月は2月に次ぐ+923,173円の資産増加です。年初からの含み益は2,482,014円となりました。あと数万円で今年最高の資産額を更新できます。
まだ、今後は総理大臣指名選挙があり、その結果によっては株価は乱高下することも予想できるので、当面株価は安定しないかもと考えています。アメリカの大統領選挙もまもなく行われます。この結果も世界的に株価への影響が大きいと考えられるのですが、政局が落ち着けば、株価は上昇するとふんでいます。年末までは、日経平均も米国の株価も上昇すると嬉しいのですが、どうなることでしょう。
もう一つうれしいことは、ビットコインも復活してきたことです。夏場には800万円ぐらいまで下落していたのですが、10月末には1100万円を超えてきました。株価が低くなっているときにビットコインの復活で資産全体としては穴埋めが少しできた状態でした。
10月の資産運用の報告をこのブログでお伝えします。また、どの資産が大きく収益を伸ばしたのか、何が大きく上昇しているのか、下落しているのかがわかるようにランキング形式にまとめてみました。また、配当金の状況もまとめてみました。
- 何が大きく復活しているの?
- 新NISAの収益はどうなったのか?
- 自分以外の人はどのような資産運用をしているのだろう?
- インデックスファンドの収益は?
- 配当金はどれぐらいもらえているの?
以上のような疑問に答えていきます。
さて、1月から10月までと10月だけの資産運用全体の結果は以下のグラフになりました。7月中旬の高値からの急落そして、ほとんど下落した分を取り戻したことがよくわかります。
10月だけみると、たいへん順調に含み益が伸びていることがよくわかります。
1月から10月までの月別の資産増加は上の表のようになります。「夏枯れ」状態の7,8月のあとの上昇がよくわかりますが、10月はできすぎですね。日本、アメリカ双方の大きな政治局面を経て、安定した今後の見通しがもてるようになると、年末までどんどん株価は上がっていくものと楽観視しています。
10月の資産運用報告
10月の利益率ランキング
利益率 ランキング | アセットクラス (分類) | 利益率 | 含み益 |
🥇1位→ | 仮想通貨 | 50.67% | 621,255円 |
🥈2位↑ | 投資信託(旧NISA) | 30.72% | 145,786円 |
🥉3位↓ | 投資信託(新NISA成長枠) | 30.38% | 364,529円 |
4位→ | 米国株式(高配当) | 27.77% | 133,636円 |
5位↑ | 投資信託(新NISAつみたて枠) | 12.85% | 128,534円 |
6位↓ | 国内株式(高配当) | 11.52% | 101,383円 |
7位→ | 高配当未満株(新NISA成長枠) | 4.46% | 15,252円 |
8位→ | NFT | -23.93% | -76,756円 |
10月は、仮想通貨は一度もトップを譲らず、投資信託(旧NISA)・投資信託(新NISA成長枠)・米国高配当株の3つで、2位から4位までを争っていた状態でした。NFTは相変わらずの8位ですが、利益率は少しずつ持ち直してきています。
10月の利益率ランキングですが、今年1月1日からの通算の利益率で10月31日現在でのランキングで、利益率には配当金も含んでいます。
1月~10月の配当金(米国)
№ | シンボル・銘柄 | 1月~10月配当金 |
1→ | QYLD グローバルX NASDAQ100カバード・コール ETF | 34,283円 |
2→ | HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF | 20,072円 |
3→ | LQD iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF | 14,733円 |
4↑ | MO アルトリア・グループ(個別株) | 13,954円 |
5↓ | SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF | 11,677円 |
6↓ | HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF | 10,595円 |
7↓ | T AT&T(個別株) | 9,631円 |
8↓ | VYM バンガード・米国高配当株式ETF | 8,804円 |
9→ | VIG バンガード・米国増配株式ETF | 6,510円 |
10→ | KO コカ・コーラ(個別株) | 4,811円 |
合 計 | 135,070円 |
米国株はほとんどが、市場でリアルタイムで売買ができる上場投資信託(ETF)です。「MO アルトリア・グループ」、「KO コカ・コーラ」、「T AT&T」の3つの銘柄だけが高配当の個別株です。
ほとんど毎月の配当金(分配金)がある「QYLD」が圧倒的に多い金額になっています。配当金(分配金)は証券口座の外貨預り金にドルで入金されるようにしています。日本円で表示していますが、10月末の為替の状況での価格です。
1月~10月の配当金(国内)
証券コード | 銘 柄 | 1月~10月配当金 |
2914 | 日本たばこ産業 | 1,746円 |
4502 | 武田薬品工業 | 940円 |
5201 | AGC | 1,155円 |
7202 | いすゞ自動車 | 1,519円 |
7267 | 本田技研工業 | 1,209円 |
8001 | 伊藤忠商事 | 960円 |
8053 | 住友商事 | 1,000円 |
8058 | 三菱商事 | 805円 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,066円 |
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 1,620円 |
9104 | 商船三井 | 1,870円 |
9434 | ソフトバンク | 17,133円 |
合 計 | 29,504円 |
10月の資産配分(アセットアロケーション)
新NISAの積立とビットコインの積立は淡々と継続しています。成長投資枠の高配当未満株の購入も満額まで到達したので年内は放置です。
投資信託のアクティブファンド「楽天日本株4.3倍ブル」は、売るタイミングを見計らっています。一瞬ですが、+になる時もありましたが、まだ売っていません。マイナスが消えたらおとなしく売っていきます。
投資信託のインデックスファンドの中身はオルカンとS&P500です。オルカンの中身もアメリカ株の割合が高いことから、資産配分の約50%はアメリカ株ということです。どちらかというと、日本株、日経平均株価よりもNYダウとかNASDAQのほうの影響が大きくなる資産配分です。
10月の新NISA評価損益
資産全体ではほとんど下落分を取り戻している状況ですが、新NISAの収益の方は10月は順調に増加しているものの、7月最高益の85%ほどしか戻っていない状況です。資産全体では仮想通貨(ビットコイン)の復活が大きく影響しているので、その分、新NISAの方はもう少し時間がかかると思います。
どちらにしろ、新NISAのほうは、淡々と積立を継続するのみで放置状態を継続です。「長期・分散・低コスト」を合言葉に、狼狽売りに動かず、しっかり見守っていきましょう。
そろそろ、来年の新NISAの枠をどう使うのかを考えていきます。資金には限りがあるので、特定口座のETFから新NISAに移動することになると思います。12月には具体的に決定していきます。
10月新NISAの評価損益内訳は
つみたて投資枠:楽天オルカン(50万積立)
→556,932円[+56,932円]
楽天S&P500(50万積立)
→571,602円[+71,602円]
成長投資枠 :楽天オルカン(一括60万)
→766,250円[+166,250円]
楽天S&P500(一括60万)
→798,279円[+198,279円]
高配当未満株(12銘柄=取得額1,101,566円)
→¥1,135,479円[+33,913円]
合 計 = +526,976円(前月比+189,312円)
*月末の下落によって、高配当未満株はマイナスになってしまいました。配当金をいただくことを重視した銘柄なので、マイナスにさえならなければと考えています。一時的な下落で、すぐに回復すると思います。つみたて投資枠のインデックスファンドも一時期はマイナスになりましたが、現在は復活しています。何もせずに淡々と積み立てます。
高配当株のポートフォリオ(国内)は
- 新NISAの成長枠はインデックスファンドの120万円と合わせて今年の枠は使い切っているので、このまま放置です。
10月の仮想通貨・NFTの評価損益
仮想通貨(ビットコイン)は、一瞬ですが、1ビットコインの価格が1100万円を超えました。このまま上昇を続けてほしいと思っていますが、NFTはあいかわらず…という状態です。そのまま放置します。ビットコインは毎月の積立を淡々と継続します。
ビットコインのつみたてについては、下のブログを参考にしてください
10月の資産運用まとめ
7,8月の暴落からのほぼ復活ができたような感じです。大きく暴落をしようが、大きく収益を伸ばそうが、投資信託(インデックスファンド)と高配当株投資がメインなので、ほとんど何もすることはありません。新NISAの成長投資枠を使い切ると、積立投資枠の積立を淡々とするだけです。
ただ、火遊びで購入したアクティブファンド「楽天日本株4.3倍ブル」については、まだ売却できていません。いかに高値づかみをしたかということがよくわかります。今年中に売却できればいい…と思っています。
10月の資産運用
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続(月10万円)
- ビットコインのつみたて継続(月1万円)
11月の資産運用方針
今年もあと2ヶ月となりました。年末に向けての株価上昇を楽しみにしていますが、今まで通り、放置状態継続、「なにもしない」ことを継続していきます。
アクティブファンドの「楽天日本株4.3倍ブル」については、売りどきを見計らっていきますが、大きく下落するようなことがあれば、買い増しをするかもしれません。
来年の資産運用方針を考えていきます。新NISA枠をどのように運用していくのか。どこから資金を調達するのか、高配当株投資を継続するのか辞めるのか等、考えていくことは多くあります。今年の資産運用を振り返りつつ、来年度の取り組みを計画していこうと思います。
11月の資産運用方針
- 今年の資産運用を振り返り、来年の資産運用計画をたてる
- 現在の保有銘柄については、そのまま「なにもしない」ことを継続!
- アクティブファンドの売りどきを見極める
- 大きく下げることがあれば。インデックスファンドの買い増しを考える
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続(月10万円)
- ビットコインのつみたて継続(月1万円)