はじめに:ツーリング動画編集、時間がかかる問題
バイクでツーリングするのも楽しいけれど、帰ってきてからの「動画編集作業」は、正直なかなかの時間泥棒です。
走行シーンをつなぎ、必要なテロップやBGMを入れ、サムネを作り、説明欄を書き……気がつけば1本の動画に最低でも10時間以上費やしています。
「この時間、なんとか短縮できないか?」
そんな思いから、AIを活用した効率化を模索するようになりました。
今までのAI活用はここまでだった
動画編集のどの部分にChatGPTを活用できるのかを考えました。
しかし、YouTubeにアップする際のタイトル作成や説明欄の生成くらいしか思いつきません。
「カット編集」や「映像演出」のような、
感性が求められる部分は、まだ人の手が必要です。
実際、ツーリング動画の構成は走行ルートや景色の流れに応じて編集する必要があるため、AIによる自動カット編集は現状では難しい感じです。
国道標識マーク作成という地味だけど大変な作業
そんな中、意外と手間がかかっていたのが
「国道標識マーク」の挿入です。
視聴者に「いま走っているのはどの国道か?」を分かりやすくするために、
動画右上にその道路の標識マークを入れていました。
ところがこのマークの作成、やってみるとかなりの手間がかかっていました。
▼ 以前の作業フロー(手動)
- 国道番号から画像検索し、国道標識を探す、そしてダウンロード
- 多くはSVG形式 → PNG形式に変換
- 背景が白い → 透過処理をする(MacのプレビューやWebサービスで)
- 見た目を整えて保存し、動画編集ソフトに読み込む
この工程、1つのマークを作るのに10分以上かかることもザラ。
北海道ツーリングのように複数の国道を走るとなると、
気づけば素材作成だけでかなりの時間を取られることになります。
そこで、今回は、時間がかかるので、国道標識マークの挿入をやめることにしました。
ChatGPTで「国道標識マークの生成」に挑戦!
そこでふと思ったのです。
「これ、ChatGPTで作れないかな?」と。
最初は「ChatGPTがブラウザを操作して画像を探してくれるのでは?」
と思っていましたが、それはできないとのこと。

しかし逆に、「画像を1から生成する方が早い」とChatGPTから提案があり、試してみることに。

白フチ、明るい青、ROUTEの文字、番号、背景透過……
できあがった画像の修正を指示して、驚くほど完成度の高いPNG画像がサクッと出力されました。



時短効果は想像以上だった!
生成された国道標識マークは、
背景透過済み・PNG形式でそのまま動画に貼り付けOK。
しかも、色味や文字の配置もバッチリ。見た目にも違和感がありません。
時間も、これまで10分以上かかっていた作業が1分未満に短縮。
ChatGPTへの指示はあっという間で、あとはChatGPTが頑張って画像を生成してくれます。
ChatGPTに「国道〇〇号の標識マークを作って」と伝えるだけで、
即使える素材が手に入る――
これは本当に「目からウロコ…」であり、まだまだ、ChatGPT(AI)の活用視点に立てていないことをあらためて感じました。
今後の活用方針:ルートに沿って一括生成へ
今後の編集では、ツーリングルートに登場する国道を事前に洗い出しておき、ChatGPTにまとめて生成してもらう予定です。
たとえば「国道275号、38号、274号の標識を透過PNGで作成して」と指示すれば、一括で素材が手に入る。
あとは動画編集ソフトでドラッグ&ドロップするだけ。
この「繰り返し作業」をAIに任せることで、より重要なカット編集やストーリー構成に集中できるようになります。
また、AIエージェントが使えるようになると、今までの作業自体もAIにまかせて行うことも可能になると思います。(現在でもできるのかもしれませんが…)
まとめ:AIは“地味な繰り返し作業”にこそ強い!
AIにすべてを任せるのはまだ難しいかもしれません。
でも、こうした「地味だけど時間がかかる」作業は、むしろAIが得意なジャンルです。
今後も、「自分がやっている面倒な作業、AIで代替できないか?」という視点で試していきたいと思います。
動画編集の効率化を目指すなら、ChatGPT、侮れません。
他にもDaVinci Resolveでの動画編集を時短できないか、AIの活用を考えていきます。
【本日の資産運用チェック】2025/06/27(金)現在
★★「🍀中東がいいか悪いかわからないけれど、やや落ち着く方向で、上がってきたような~👀🌟」★★
本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益(1/1~) |
楽天・オールカントリー | -2,533円 | -36,203円 |
楽天・S&P500 | -6,476円 | -199,101円 |
