みなさん、こんにちはトシミズです。
PCX125での紀伊半島一周ツーリング4日目、最終日です。
4日目は、京都から敦賀まで走ります。午後に用事があるために、どこにもよらずに帰敦します。ただ、いつも走っている国道161号で敦賀まで走っても面白くないので、鯖街道のうちの「若狭街道」朽木ルートを通って、近江今津まで行き、マキノ高原のメタセコイヤ並木を通り抜けて帰ります。
走行距離は100km程度なので昼過ぎには敦賀につく予定です。
鯖街道「若狭街道」は、かなり昔から車では行き来したことがありますが、道路やトンネルが整備され、車のすれ違いに気を遣うことがなくなってからは、ほとんど通ったことはありません。どとらかというと、湖西道路が開通してからはそちらのほうが便利になり、京都までなら高速を利用することもなくなりました。
- 鯖街道「若狭街道」はどんな道路、周りの景色は?
- 初夏のメタセコイヤ並木はどんな様子?
鯖街道「若狭街道」は湖西を南北の通る国道161号と比叡山・比良山系を間に挟んでほぼ並行してはしっています。京都から敦賀方面に行く場合は国道161号を通ることが多く、鯖街道「若狭街道」国道367号を通る場合は、若狭湾方面、小浜や若狭町に行く場合に通ることになると思われます。
比良山の裏側を流れる安曇川沿いの鯖街道をツーリングで走ってみようと考えておられるライダーさんにとって、このブログを見ることで、ツーリングの少しでも参考になれば幸いです。国道367号、朽木村の道の駅、初夏のメタセコイヤ並木、そして敦賀までの様子を動画でも見ていただけるとなお一層よくわかります。ぜひ、最後までご覧ください。
このブログでは、京都御池通~大原〜「道の駅 くつき新本陣」〜メタセコイヤ並木〜敦賀市のツーリングルートや機材・ツーリングの様子などをお伝えします。バイク・PCX125ライダーの方に少しでも参考になれば幸いです。
バイク
HONDA PCX125 (JK05)
シルバー 20220407納車
現在(2024/6/8)の走行距離5340km
平均燃費 55km/L
2022年10月末に、GIVIのトップケースを購入し、取り付けをしました。シート下にメットが入るだけのスペースがPCXにはあるのですが、トップケースがあるとたいへん便利です。
基本的には、何も入れず休憩時にヘルメットを入れるために使用しています。アクションカムとインカムを取り外すことなく、トップケースに入れることができるのが最高です。
また、取り付けて間もない時期にはガタツキが気になりましたが、ボルトの増し締めでガタツキも解消され、いまでは快適に使用できています。
ルート
概略
京都市(御池地下駐車場)~(国道367号)~大原~(国道367号)〜「道の駅 くつき新本陣」〜(国道303号)〜メタセコイヤ並木〜(国道161号)~敦賀市(金ヶ崎緑地)
ルートマップ
ルート
走行距離・時間
約100km 約6時間(休憩を含む)
寄り道・情報
鯖街道
鯖街道とは?
鯖街道は、福井県南西部にある小浜から京都を結ぶ街道の総称です。主に魚介類、特に鯖を京都へ運搬するための物流ルートとして栄えました。
なぜ「鯖街道」と呼ばれるのか?
- 鯖の輸送: 小浜は日本海に面しており、新鮮な鯖が豊富に獲れました。この鯖を京都の市場や料亭へ運ぶために、この道が頻繁に利用されたためです。
- 複数のルート: 小浜と京都を結ぶ経路は複数あり、それぞれ固有の呼び名を持っていましたが、鯖の輸送が盛んだったことから総称して「鯖街道」と呼ばれるようになりました。主なルートは4つ、「周山街道」「針畑越ルート」「若狭街道」「西近江路」。
鯖街道の歴史と役割
- 古くからの物流ルート: 鯖街道は、古くから若狭国(現在の福井県南西部)と京都を結ぶ重要な物流ルートでした。
- 京の食文化を支える: 若狭で獲れた新鮮な魚介類は、京都の食文化を豊かにし、京料理の発展に大きく貢献しました。
- 北前船との連携: 小浜は北前船の寄港地でもあり、北前船で運ばれた北海道産の海産物も鯖街道を通って京都へ運ばれました。
鯖街道の魅力
- 歴史と自然: 鯖街道は、歴史と自然が融合した美しい道です。
- ハイキングやドライブ: 現在では、ハイキングやドライブコースとして人気があり、歴史を感じながら美しい風景を楽しむことができます。
- 地域の魅力再発見: 鯖街道沿いの地域には、歴史ある宿場町や伝統的な文化が残されており、地域の新たな魅力を発見することができます。
道の駅 くつき新本陣
「道の駅くつき新本陣」は、滋賀県高島市朽木市場にある国道367号の道の駅です。 この道の駅は、旧領主・朽木氏の陣屋機能を現代風に復元した場所で、1987年に誕生しました。1993年には「道の駅」として指定され、毎週日曜と祝日に開催される朝市が人気を集めています。
営業時間は以下の通りです:
- 観光案内所: 9:00~17:00
- 特産品販売所: 8:30~17:00
- 日曜朝市: 8:00~12:00(毎週日曜と祝日)
- お食事処さと: 11:00~15:00(平日)10:30~15:00(日曜祝日)※天候や仕入れ状況により変動あり
アクセス方法は、自動車の場合や電車・バスの場合など、いくつかのルートがあります。詳細は公式ウェブサイトをご覧いただくか、直接お問い合わせいただくことをおすすめします。 鯖街道沿いに位置しているため、観光や食事、特産品の購入など、楽しい時間を過ごせると思います。
道の駅くつき新本陣 魅力的な特産品!
- 鯖寿司: 祭りや四季の催し物で食されてきた郷土料理で、脂ののった鯖の身と美味しい地元産の米が絶妙に組み合わさっています。
- 鯖のなれずし: 平安時代から作られてきた伝統的な食品で、背割りした一塩鯖に御飯を詰め込んで発酵させたものです。
- 栃餅: 栃の実を自家製の餅米とともに蒸してからついた、独特の色と香りを持つ人気商品です。
- 朽木産原木しいたけ: 原木ならではの味・香り・歯ごたえを楽しめるしいたけです。
メタセコイヤ並木
「メタセコイア並木」は、滋賀県高島市マキノ町にある美しい並木道です。この並木は、昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が植えたものが始まりです。現在では約500本のメタセコイアが総延長2.4kmにわたって植えられています。
メタセコイアは、中国原産でスギ科に属する落葉高木で、和名は「アケボノスギ」または「イチイヒノキ」とも呼ばれています。この木は、秋に紅葉し、美しい景色を楽しむことができます。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪化粧と、四季折々の風景が訪れる人々を魅了しています。
メタセコイア並木は、観光スポットとしても知られており、読売新聞社の「新・日本街路樹百景」に選定されたこともあります。ぜひ訪れて、美しい自然を楽しんでください!
今回は初夏のメタセコイヤ並木を通り抜けましたが、秋の紅葉の時期のブログと動画をアップしているのでそちらも御覧ください。
ブログ:https://tosimizu.com/gekikomi_metasekoiya/
機材等
360°アクションカメラ関係
insta360x3
*現在は、後継の「insta360x4」が発売されました。
アクションカメラ
SONY アクションカム HDR-AS300(現在は生産が終了しています)
カメラ周辺機材
【Taisioner】自転車・バイク・オートバイ用クリップマウント ウェアラブルカメラ・カメラ固定用
バイク周辺機材
Kaedear(カエディア) バイク スマホ ホルダー バイク用 クイックホールド 携帯ホルダー
デイトナ バイク用USB電源 防水 5V/2.4A ブレーキスイッチ接続 メインキー連動 USB-A 1ポート
エンデュランス (ENDURANCE) スロットルアシスト 汎用 CL192200E
GIVI (ジビ) バイク用 リアボックス 37L 未塗装ブラック スモークレンズ モノロックケース BLADE B37NT 78038
FODSPORTS バイク インカム M1-S Proインカム 連続使用20時間 通信自動復帰 最大8人同時通話 日本語音声案内
ヘルメット・プロテクター等
オージーケーカブト(OGK KABUTO)バイクヘルメット ジェット EXCEED DEUCE(デュース) パールホワイト (サイズ:XS) 584474
コミネ(KOMINE) バイク用 スプリームボディプロテクター XL SK-688 866
【ツーリングサポーター 365日ライセンス NAVITIME ナビタイム】(Android端末・iPhone対応)地図 自動更新 最新 VICS渋滞情報対応 バイク用 原付対応 ポータブルナビ
GARMIN(ガーミン) 登山 ハンディGPS eTrex30xJ イートレックス30xJ 【日本正規品】 150820
まとめ
ツーリングについて
今回は、京都から「鯖街道」の若狭街道ルートを通って近江今津に出て、マキノ町を経由してる敦賀まで帰りました。当たり前ですが、昔から比べれば、道路は整備され格段に走りやすくなり、時間もかなり短時間で走ることができるようになりました。
福井県の小浜や敦賀から京都まで走る場合は、今回通った国道367号「若狭街道」か琵琶湖沿いの国道161号+志賀バイパス(125cc以下は通行不可)を通ることになります。国道161号はマキノ町から近江高島の区間、さらに湖岸沿いの「風車街道」を走ることができます。
季節や気分にあわせて、湖西の3ルートを選択する
国道367号鯖街道「若狭街道」ルート
- 山間を安曇川沿いに走るルート
- 3つのルートの中では一番時間がかかるかも
- 紅葉の季節にはぜひ走りたい
国道161号+湖西バイパスルート
- 志賀バイパスの高規格道路を通るルート、結構琵琶湖の景色はGOOD!
- 原付2種以下は通行不可
- 一番短時間で走行できる
風車街道ルート
- マキノ町から近江高島まで湖岸道路「風車街道」を通るルート
- 琵琶湖をそばに眺めながら走ることができる おすすめです!
- 国道161号よりも時間はかかるがそれほどではない
機材等について
PCXのサスペンションがマイルドになってきた?
今回のツーリングで3泊4日850km程度をPCXで走行しました。
気がついたことが一つあって、それがタイトルにも書いた「サスペンションがマイルドになってきた」ということです。
購入したての頃は、道路の少し大きめのギャップで、下から突き上げる感じの「ガツン!」というのが気になっていました。腰にひびいて「痛っ!」て感じです。これは、ネットにもよく書かれているように、PCXのサスが硬いのだと仕方がないことだと思っていたのですが、今回のツーリングではその「ガツン!」というのが1回もなかったように思います。うまくギャップを避けて走れていたとか、スピードをかなり落として走っていたとかもなかったので、走行距離が増えるにつれ、サスペンションがこなれてきた?マイルドになってきた?ということではないかな~と今思っています。
腰には優しい現状で、今のところなんの不満もないのですが、サスペンションがいわゆる「へたってくる」のはいただけないと思うのですが、サスペンションがへたる前に、体がへたるか、別のバイクに乗り換えるかしていると思います(笑)
PCX125でのツーリングのために購入して、愛用している、ヘルメットやバイクのオプション・装備品等の詳しくは下記のブログをぜひご覧ください。