5月の右肩上がりから、ぎりぎりプラスのほとんど横ばい状態の6月でした。
インデックス投資信託も高配当株もたいへん好調だった6月でしたが、仮想通貨が大きく下落です。ビットコインが1000万円よりも下がったこととNFTが大きく下落したことが横ばいになった原因です。仮想通貨の下落が収益の足を引っ張った形ですが、大きくマイナスになったわけでなく、横ばい状態でもちこたえた感じでしょうか。ともあれ、プラスになって、ホッとしています。
6月の資産運用の報告をこのブログでお伝えします。また、どの資産が大きく収益を伸ばしたのか、何が減収しているのかがわかるようにランキング形式にまとめてみました。また、配当金の状況もまとめてみました。
- 新NISAでどれだけの収益が出ているの?
- 自分以外の人はどのような資産運用をしているのだろう?
- インデックスファンドの収益は?
- 配当金はどれぐらいもらえているの?
以上のような疑問に答えていきます。
さて、6月の資産運用全体の結果は下のグラフになりました。
1日の値動きとしては、−6万円〜+8万円でした。マイナス圏とプラス圏を行き来しつつ横ばい状態。ビットコインが950万円程度に下落したことと、PFP(プロフィール画像)のNFTがかなり下落したことで投資信託(インデックス)や高配当株の収益を打ち消した形です。
6月の収益は+83,521円となり、トータルでは+230万円をこえることができました。今のところは上出来継続です。
1月から6月までの月別の資産増加は上の表のようになります。
6月の資産運用報告
6月の利益率ランキング
利益率 ランキング | アセットクラス (分類) | 利益率 | 含み益 |
🥇1位→ | 仮想通貨 | 52.91% | 695,789円 |
🥈2位↑ | 投資信託(旧NISA) | 28.75% | 136,441円 |
🥉3位→ | 投資信託(新NISA成長枠) | 28.73% | 344,808円 |
4位↑ | 米国株式(高配当) | 20.78% | 743,200円 |
5位↑ | 投資信託(新NISAつみたて枠) | 15.10% | 90,628円 |
6位↑ | 国内株式(高配当) | 13.60% | 102,500円 |
7位→ | 高配当未満株(新NISA成長枠) | 10.04% | 90,628円 |
8位↓ | NFT | -23.97% | -76,863円 |
5月のランキングからは大きく変動しました。NFTが2位から8位へと大きく後退しました。NFTは仮想通貨のイーサリアム(ETH)がそれほど大きく下落したわけではないので、NFT自体の価格が大きく下落したので結果的に最下位になったということです。やはり、仮想通貨関係は変動がはげしいです。
仮想通貨関係を除くと、安定して収益が大きいのは投資信託(インデックス)の一括投資であるということがわかります。6月は国内の高配当株の配当金が入ってくる月でランキングにその影響が出てくるのかと思っていたのですが、それほど配当金でプラスになる傾向はありませんでした。投資信託(インデックス)の一括投資が強い結果となりました。
6月の利益率ランキングですが、今年1月1日からの通算の利益率で6月30日現在でのランキングで、利益率には配当金も含んでいます。
1月~6月の配当金(米国)
№ | シンボル・銘柄 | 1月~6月配当金 |
1 | QYLD グローバルX NASDAQ100 カバード・コール ETF | 18,704円 |
2 | HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建て ハイイールド社債 ETF | 11,469円 |
3 | LQD iシェアーズ iBoxx 米ドル建て 投資適格社債 ETF | 8,417円 |
4 | SPYD SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式ETF | 7,843円 |
5 | T AT&T | 6,750円 |
6 | VYM バンガード・米国高配当株式ETF | 6,012円 |
7 | MO アルトリア・グループ | 4,825円 |
8 | VIG バンガード・米国増配株式ETF | 2,043円 |
9 | KO コカ・コーラ | 1,686円 |
合 計 | 74,064円 |
米国株はほとんどが、市場でリアルタイムで売買ができる上場投資信託(ETF)です。「MO アルトリア・グループ」、「KO コカ・コーラ」、「T AT&T」の3つの銘柄だけが高配当の個別株です。
ほとんど毎月の配当金(分配金)がある「QYLD」が圧倒的に多い金額になっています。
6月の配当金(国内)
証券コード | 銘 柄 | 6月配当金 |
4502 | 武田薬品工業 | 940円 |
7202 | いすゞ自動車 | 1,519円 |
7267 | 本田技研工業 | 1,209円 |
8001 | 伊藤忠商事 | 960円 |
8053 | 住友商事 | 1,000円 |
8058 | 三菱商事 | 805円 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1,066円 |
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 1,620円 |
9104 | 商船三井 | 1,870円 |
9434 | ソフトバンク | 17,133円 |
合 計 | 27,182円 |
6月の資産配分(アセットアロケーション)
6月の資産配分はほとんど変化なしです。下落しているNFTのわりあいが減っているぐらいの変化です。
6月の新NISA評価損益
6月新NISAの評価損益内訳は
つみたて投資枠:楽天オルカン(30万積立)
→340,509円[+40,509円]
楽天S&P500(30万積立)
→350,119円[+50,119円]
成長投資枠 :楽天オルカン(一括60万)
→759,133円[+159,133円]
楽天S&P500(一括60万)
→785,675円[+185,675円]
高配当未満株(13銘柄=取得額1,045,044円)
→1,137,565円[+104,872円]
合 計 = +540,308円
*きれいな右肩上がりに復活です。
高配当株のポートフォリオ(国内)は
- 日本電信電話がかなり下がってきたので買い増しをして、1,000株保有となりました。全体としては、高配当未満株が50%を超えています。高配当個別株「ソフトバンク」は、そのまま保有継続です。
- 新NISAの成長枠の今年の枠はあと6万円ほどです。7月に使い切る予定です。
6月の仮想通貨・NFTの評価損益
仮想通貨(ビットコイン・イーサリアム)の下落とNFT自体の下落により、とうとうNFTはマイナス圏に大きく下落しました。6月末現在で、−22.65%、−72,625円です。NFTを保有しようと思うとweb3.0のウォレット作成や仮想通貨の口座を開設、仮想通貨の送金等が必要になってきます。NFTの技術自体は今後どんどん伸びていくとは思うものの、簡単に取り扱うことが現在はできない状態であると思います。そのため、LINEやフィナンシェのプラットフォームでの活用からNFTを広めていこうという流れに現在はなっているのだと思いますが、なかなか難しい状況ですね。
もっとも、保有しているNFTは初期段階で手に入れたものでほとんどが無料でいただいたものです。したがって、評価損益がマイナスになっていても、ダメージはあまりない状況です。
ビットコインの積立は今まで通り継続していきます。
ビットコインのつみたてについては、下のブログを参考にしてください
6月の資産運用まとめ
6月は投資信託(index)、高配当株は順調な伸びを示しましたが、仮想通貨関係が下落したために、全体としての評価損益は横ばいとなりました。投資信託も高配当株もビットコインもNFTも長期にわたって保有すると決めているので、高配当未満株の成長枠上限までの買い増しを進めるだけで特に資産運用の変更はありませんでした。
6月の資産運用
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続(月10万円)
- 新NISA口座(成長枠)での高配当未満株の買い増し(現在105万円程度購入済み)
- ビットコインのつみたて継続(月1万円)
7月の資産運用方針
収益率を毎日チェックしていて感じることは、投資信託(index)の一括投資が伸びが大きく安定しているということです。高配当株は配当金が入金されることはありがたいのですが、その配当金を含めても、投資信託の一括投資の収益率には届かない状況です。今後長期にわたって増配が進むと高配当株の収益率がどうなるかを注視していきたいと思います。
株価が上昇している局面だから言えることなのかもしれませんが、今のところは、「長期・分散・低コスト」で、できるだけ、大きな投資をより長く、低コストで運用することが肝要と思っています。
7月の資産運用方針
- 毎日の相場のチェックのみで、基本的には「なにもしない」ことを継続!
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続(月10万円)
- 新NISA口座(成長枠)での高配当未満株の買い増し(残り6万程度)
- ビットコインのつみたて継続(月1万円)
毎日の株価チェックぐらいでほとんど放置状態を継続します。資産管理をどのように行っているのかもブログの記事にしていきたいと考えています。