はじめに：文字だけの日記、少し寂しくないですか？
こんにちは、トシミズです。
「ブログやSNSで日々の出来事を伝えたいけど、文字だけだと味気ない…」
「漫画形式で面白おかしく伝えたいけど、絵心が壊滅的…」
そんな悩み、実は最新のAIと無料ツールを使えば、一瞬で解決できることがわかりました。
今回は、Googleの最新AIモデル「Gemini 3」と、
デザインツールの定番「Canva」
を組み合わせて、絵心ゼロの筆者が「4コマ漫画」を作ってみました。
これまでも、AIをつかって画像生成はできたのですが、
画像の一部分を修正する、色を変えるとかができずに、画像全体を再生成することになり、修正前の画像とは違ったものになってしまっていました。
つまり、主人公やキャラクターを変えずに4コマ漫画のようなものを生成できなかったのです。
また、画像の中の文字も判読不能な宇宙文字になることも多く、漫画をAIをつくることはほぼ不可能でした。
しかし、今回のGeminiのアップデートでそれが可能になったのです。
今回の4コマ漫画は使い勝手がどうかをテストする意味で作成しました。
テーマは、ある男が「飛行機撮影の沼（カメラ沼）」にハマっていくまでの実話です。
もう少し、キャラクターを若々しく、スタイルもメタボっぽくなくしたい‥
とは思っていますが、まずは完成した作品をご覧ください。
完成作品：4コマ漫画「そして沼へ…」
1コマ目：きっかけは「音」から
とある休日。
航空無線（エアバンド）を聞き、
管制官とパイロットのプロフェッショナルな交信に耳を傾ける男。
「しびれるぜ…」とニヤリ。
まだこの時は、自分が散財することになるとは思っていません。
2コマ目：現場の迫力に圧倒される
「百聞は一見に如かず」。
有名な伊丹空港の撮影スポットへ。
頭上をかすめる巨大な機体、轟音、風圧！
「たまらん！！」と興奮は最高潮に。
3コマ目：伝わらないもどかしさ
「この感動を残したい！」
と慌ててスマホを取り出し撮影。しかし…
画面に映っているのは豆粒のような飛行機。
「くっ！スマホのレンズじゃ何も伝わらねえ！」
ここで彼は悟ります。機材の限界を。
4コマ目：そして伝説（沼）へ
帰宅後、彼のＰＣ画面には「SONY α6400」の文字が。
「あの鉄の塊を捉えるには、AF性能と連写が必要だ…」
もっともらしい理由をつけて、震える指で『BUY NOW』をクリック。
こうしてまた一人、カメラ沼の住人が誕生しました。
制作の裏側：Gemini 3 × Canva のハイブリッド技
「これ、本当に絵が描けない人が作ったの？」
と思われたかもしれません。
実はこの漫画、すべて「ハイブリッド方式」で作っています。
- 絵（素材）は
Gemini 3が生成 - セリフと配置は
Canvaで編集
この「役割分担」が、クオリティを上げる最大のコツです。
STEP 1：Gemini 3 で「最高の素材」を作る
まずはAIに絵を描いてもらいます。
今回はレトロでコミカルな雰囲気を出したかったので、
トシミズのプロフィール画像の
「ピクセルアート（ドット絵）」を指定しました。
Gemini 3の凄いところは、こちらの意図を正確に汲み取ってくれるところです。
特に
「悔しがってスマホを見る顔」や「PC画面に食い入る怪しい笑顔」
などの表情作りが秀逸です。
💡 プロンプト（指示）のコツ
4コマ漫画を成立させるためには、キャラクターを一貫させる必要があります。
- 悪い例： 「飛行機を見ているおじさんを描いて」
- 良い例： 「アフロヘアで、赤いメガネをかけて、青いTシャツを着た、白い髭のある男性。ドット絵スタイル（Pixel Art style）で描いて」
このように「キャラの特徴」を毎回コピペして指示することで、
同じ人物として登場させることができます。
しかし、もっと簡単な方法は、
プロフィール画像をGemini3に読み込ませて、
4コマ漫画のストーリーを指示し、
「このキャラクターで4コマ漫画をつくって」
と言えばいいんです。（すごく簡単）
4コマ漫画の画像とセリフの生成ができます。
ただ、1回で自分が望んでいる画像はできませんが、
何度か修正の依頼をすれば、
自分の望んでいる画像に、4コマ漫画に近づいていきます。
STEP 2：Canva で「命（セリフ）」を吹き込む
最近のAIは文字入れもできますが、日本語の改行位置や、吹き出しの絶妙な配置バランスは、まだ人間がやった方が早くて綺麗です。
そこで登場するのがCanvaです。
- Gemini 3で生成した画像をCanvaにアップロード。
- 「素材」メニューから「吹き出し」や「集中線」を検索して配置。
- 読みやすいフォントでセリフを入力。
この「ひと手間」を加えるだけで、ただのAI画像が「物語（ストーリー）」に生まれ変わります。
今回は、「吹き出し」などの素材は少し読みにくくなると思ったので、セリフは画像の下部に配置しました。
日常を漫画にするメリット
今回、実際に作ってみて感じたメリットは3つあります。
- 共感を得やすい「趣味の沼」や「失敗談」は、文章で書くよりも漫画にした方が、読者の「あるある！」という共感を引き出しやすいです。
- オリジナリティが出るフリー素材の「いらすと」などを組み合わせるのも良いですが、AI生成なら「自分だけのオリジナルキャラクター」を一瞬で作れます。
- シリーズ化できるキャラ設定さえプロンプトで保存しておけば、「今日は料理に挑戦」「来週は旅行へ」と、同じキャラで無限に日記を描き続けられます。
まとめ：あなたも「AI漫画家」デビューしませんか？
絵が描けなくても、アイデアとツールさえあれば、誰でもクリエイターになれる時代が来ました。
- Gemini 3 でイメージを具現化し、
- Canva でストーリーを整える。
この2ステップだけで、あなたの何気ない日常が、誰かを楽しませるエンタメコンテンツに変わります。
ぜひみなさんも、今日あった出来事をGeminiに話しかけて、4コマ漫画にしてみてください。
（‥4コマ漫画のように、カメラはポチっていません。あくまでも、まだ‥という状況ですが。カメラ機材のポチりすぎにはくれぐれもご注意を…！）
【本日の資産運用チェック】2025/12/01（月）現在
★★「ビットコインは不安定で下降気味です😨、しかし、投信は堅調で＋100万円オーバーとなりました～😀」★★
| 本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益（1/1～） |
| 楽天・オールカントリー | 0 円 | +433,963円 |
| 楽天・Ｓ＆Ｐ５００ | 0 円 | +605,892円 |
にほんブログ村