以前、仮想通貨取引所から本人確認のメールが届きました。「この仮想通貨取引所にアクセスしたかな?」と一瞬思ったのですが、メールにあるURLからログインし、メールのアドレスなどを入力した時点で、「これは、ひょっとして…まずい!」と気がついて、すぐに入力を中止しました。
フィッシングメールかもしれないので、念のために、すぐに主なネットサービスのPWを変更しました。ネットバンキングやネット証券など厳重な対策はしているつもりですが、このようなことが起きてしまいます。
このことがあってから、ネットサービスのログインでIDやパスワードがはねられて、ログインできない時に、
ひょっとして、「このサイトは本物か?」と思うようになりました。
みなさんも、何度入力しても、「ログインできない!」という経験があるのではないでしょうか?
私たちのアカウントはパスワードによって保護されています。しかし、ログインできないときには不安を感じることもあります。特に不正アクセスの疑いがある場合には、迅速な対応が求められます。この記事では、パスワードが通らない理由と、不正アクセスの疑いがある場合の対策について解説していきます。
パスワードが通らない理由
入力ミス
パスワードは大小文字の区別や特殊文字を含むことが一般的です。そのため、入力ミスが発生しやすいです。
サーバー側の問題
サイトやサービスのサーバーが一時的にダウンしている場合もあります。この場合、時間を置いて再試行することで解決することがあります。
アカウントロックや一時的な制限
複数回のログイン失敗によってアカウントが一時的にロックされることがあります。このような場合は、サイトの指示に従って解除手続きを行いましょう。
不正アクセスの可能性
最後に、不正アクセスが原因でパスワードが変更されている可能性もあります。この場合は特に注意が必要です。
フィッシングメールを見分けるポイント
- 送信元のメールアドレスを確認する
- 緊急性を強調するメッセージに注意する
- 宛名が一般的な「お客様」などになっていないか確認する
- 身に覚えのない通知に警戒する
- リンクのURLが正規のものか確認する
- 不自然な文法や誤字脱字がないかチェックする
送信元のメールアドレスやリンクのURLをしっかりチェックしましょう。正規のアドレスに1文字アルファベットを加えたものやまぎらわしいアドレス、URLになっていることがほとんどです。
不正アクセスの疑いがある場合の対処法
パスワードの即時変更 不正アクセスが疑われる場合
パスワードを変更 これにより、他人のアクセスを防ぎます。
2段階認証の設定 2段階認証を設定することで、セキュリティを強化できます。これにより、パスワードだけでなく、もう一つの認証要素を必要とするため、不正アクセスが難しくなります。
アカウントのアクティビティログの確認 過去のログイン履歴やアクティビティログを確認し、不正アクセスがないかチェックします。
関連サービスのチェックと保護 メールやSNSなど、関連する他のサービスもチェックし、パスワードの変更やセキュリティ設定の見直しを行いましょう。
セキュリティソフトウェアの利用 ウイルス対策ソフトやマルウェア対策ソフトを利用して、自分のデバイスを保護しましょう。
おわりに
パスワードが通らないときには、多くの原因が考えられますが、不正アクセスの可能性を排除するためには迅速な対応が重要です。
日常的なパスワード管理とセキュリティ対策を徹底することが大切ですが、このパスワード管理というのがまた難しいというか、煩雑というか…です。
とにかく、たくさんのIDやパスワードを管理する必要があり、どれも同じパスワードではいけないのです。毎回入力の手間もたいへんです。
パスワード管理のためのアプリなどを導入しつつ、また、安全にそして楽に管理運用できるスタイルをつくりあげることが一番大切になるのではないかと思います。
また、IDやパスワードによるセキュリティ以外の方法を設定できないかを再度チェックしておきましょう。
ログインまたは取引できるデバイスを特定することができる場合があります。この場合は、もしもIDやパスワードが流出しても、自分のPC以外からはログインや取引ができません。
いろいろなセキュリティを重ね合わせて、安心してインターネットを利用できる環境を整えましょう。この記事が皆さんの役に立つことを願っています。
【本日の資産運用チェック】2025/01/26(日)現在
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