今回は、PCX125が納車されて、3回めのツーリング、初めての100km越えです。
今回は、敦賀駅から滋賀県(メタセコイヤ並木・奥琵琶湖パークウェイ)をまわって、戻ってくるルートをPCX125で走ってみました。
天気は快晴でしたが、肌寒い感じです。新緑がたいへん美しく、メタセコイヤ・琵琶湖・奥琵琶湖パークウェイのツーリングを十分に楽しむことができました。ツーリング動画を制作しました。ブログ記事にあわせて視聴していただけるとうれしいです。
バイク
HONDA PCX125 (JK05)
シルバー 20220407納車
ルート
概 略
- 敦賀駅~(国道8号)~疋田~(国道161号)~在原~白谷温泉~メタセコイヤ並木~海津大崎~奥琵琶湖パークウェイ~(国道365号)~新保~敦賀駅
走行距離・時間
- 111km 4時間10分
ルート地図
寄り道
在原業平の墓(ありわらのなりひらのはか)
敦賀から国道161号を通り、県境を超えた下りのカーブから山道に入る。車1台が通れるくらいの細い道をどんどん登っていくと視界がひらけ、「在原集落」に到着します。
以前から何度もこの道を通って、在原集落を通過していますが、今回はじめて、在原業平の墓を訪れました。
在原業平(ありわらのなりひら)は、平安時代前期の貴族・歌人で平安時代を代表する六人の歌人「六歌仙」に名前を連ねます。情熱的な歌人であったことが知られており、「伊勢物語」の主人公だと考えられています。
業平の歌は、百人一首にも収載されており、
「ちはやふる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」
訳:さまざまな不思議なことが起こる神代にも聞いたことがありません。竜田川がこんなに色鮮やかに紅くそめられるのは。
と、紅葉の鮮やかさを詠んだ歌が有名です。
それでは、なぜ、福井県と滋賀県の県境の山の中に、伝説として在原業平の墓があり、地名として「在原」が残っているのでしょう。
在原業平が余生を送ったらしいというだけで、神社等の記録も何もない状態のようです。「伝説」という言葉がついているのは、歴史的な資料がないということを物語っていると思われます。
しかし、地名として「在原」という名前が残っているということは…、伝説にしろ、昔からなにか繋がりがあったことを考えてしまいます。
山中の集落、福井県との県境にあり、かなりの豪雪地帯です。昔からどのような人々がどのような思いで、この地に移り住んだのかを知る資料がないものかと思います。
棚田が広がる風景は、日本原風景であり、茅葺き屋根の家屋はたいへん珍しいものになりました。観光地化されずに残っている所は数少なくなっているらしいです。
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メタセコイヤ並木
「在原集落」から南下して、マキノ白谷温泉を通り、マキノスキー場をすぎると、「メタセコイヤ並木」が始まります。
延長約2.4kmにわたって、メタセコイヤが約500本植えられているそうです。近年、観光地として有名になり、ずいぶん観光客が増えました。昔はまったく人がいない状態でしたが、おしゃれなカフェができ、すごい変化に驚いています。
秋の紅葉(12月の1周目あたり)は、オレンジ色の木々の色が幻想的で、ゆっくりと車で通ると、紅葉のトンネルの中を通る感じになります。観光客が道の真ん中で写真を撮るので十分に気をつけて運転する必要があります。京都や大阪方面からの観光客が多いので、北行きが混雑し渋滞しますが、南行きは案外少なく通ることができることが多いです。
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奥琵琶湖パークウェイ
菅浦から岩熊に至る全長18.8kmの道が「奥琵琶湖パークウェイ」です。湖北を走るたいへん眺望の良いドライブコースとなっています。
パークウェイには、樹齢20年から30年のさくらが約3000本植えられており、4月の花見シーズンには、花見客で賑わいます。
山上のドライブコースからは、奥琵琶湖の美しい湖面と竹生島をみることができます。つづら尾崎展望台から見渡す眺望は絶景です。湖北の美しい琵琶湖と長浜の街並み、遠く伊吹山を望むことができます。
昔は有料道路でしたが、今は無料で通行できます。ただ、菅浦から岩熊方面に抜ける一方通行となっているので注意が必要です。
つづら尾崎展望台には駐車場があり、軽食が取れる食堂、お土産屋さん、トイレがあります。
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機材等
アクションカメラ
- SONY アクションカム HDR-AS300(現在は生産が終了しています)
カメラ周辺機材
- ActyGoネックレス式マウント
- HAFOKO 変換アダプター (ゴープロ) 用(GP規格)三脚マウントアダプター(ソニーアクションカム用)
-
【Taisioner】自転車・バイク・オートバイ用クリップマウントウェアラブルカメラ・カメラ固定用 1/4”ネジ対応可能 2点位置の360度回転 (クリップマウント)
バイク周辺機材
- Kaedear(カエディア) バイク スマホ ホルダー バイク用 クイックホールド 携帯ホルダー
-
デイトナ バイク用 USB電源 5V/2.4A ブレーキスイッチ接続 メインキー連動 USB-A 1ポート
まとめ
ツーリングについて
- 初めての100kmをこえるツーリングを湖北をめぐって行いました。
- 風は冷たく、気温はあまり上がらなかったですが、たいへん天気が良く、気持ちの良いツーリングになりました。
- メタセコイヤに向けて、途中、在原に寄り道しました。以前から気になっていた「在原業平の墓」にも寄ることができました。いつもは、車で通るのですが、狭い道、駐車スペースを探さないといけないということから、寄り道はできていなかったのです。こういうところが、バイクとか自転車の良いところだと思うのです。風を肌で感じて、思ったところで寄り道ができる。本当は步きが一番良いのですが、さすがに行動範囲が狭すぎて…。
- 国道161号線をはじめとして、交通量が多くて郊外の道路は車の流れが早くて、60km以上となることが多いです。したがって、流れに乗って走行することは小型スクーターの能力的にも、安全面等を考えると難しく感じます。
- 山道とか、郊外の田んぼ道とか、交通量が少なくのんびり走ることができる道路がわたしは好きです。
- ツーリングは特に問題なく快調に走ることができましたが、まだ、バイクのコーナリングがしっくりしていないです。コーナーでは、バイクを傾けると自然とハンドルが内側に倒れてくるのですが、どれだけバイクを傾けるのかということとアクセルワークがまだうまくマッチしていない気がします。でも、慣れだと思うので‥そのうち、しっくりくるでしょう。
バイク・機材について
- 前回と同じように、ネックレスマウントでのアクションカム撮影をしました。ただ、動画的に進行方向の動画だけでは、見ていても飽きるし、運転する人の様子も必要だと感じて、ハンドルにカメラマウントを設置し、運転者の自撮り動画も取れるようにしました。
- しかし、SONYのアクションカムが1台しかないので、一々、バイクを止めて、カメラを付け替える手間が増えます。面倒なのと少し危険(何度も路肩に止めることになる)なこともあり、もう1台カメラがほしいと思っています。
- カメラのバッテリーは、3個充電をして持っていったのですが、3個でも足らないです。足らないというか、常時電源を確保して有線でつなぎながらの撮影がどうしても必要です。
- ハンドルにはUSBの電源ソケットを設置しました。ここから、スマホやカメラと電源をつなぐことができるようになりました。スマホをナビ代わりにすると電源がいるので、USBのソケットを増設しなければなりませんが、今のところ、1つで何とかできそうです。
- 問題は、ネックレスマウントのカメラにどうやって電源をつなげるかです。ハンドルバーのUSB電源につなげることができますが、スマホか自撮り用のカメラが使うので、ポータブルのUSB電源をポケットに入れて、それとケーブルでつなげようと考えています。
Youtubeツーリング動画
PCX125でのこのツーリングまでに購入して、愛用している、ヘルメットやバイクのオプション・装備品等の詳しくは下記のブログをぜひご覧ください。
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また、次回のツーリングブログは、「【シニアライダー】PCX125「神様がいる?若狭湾常神半島」ツーリング」です。こちらもぜひご覧ください。
[blogcard url=”https://tosimizu.com/pcx125_tunekami/”]