【4コマ漫画#003】理論武装と夢(3000円のワクワク)
「宝くじの還元率は約46%。数学的に見れば、これほど分の悪い勝負はありません」
…なんて理屈、誰しも一度は聞いたことがあるはず。
頭では完璧に理解しているんです。
「買わなければ当たらない」
という言葉の裏に潜む確率の低さを。
でも、街角で「億万長者」の文字を見かけた瞬間、
あんなに強固だった理性がふわりと飛んでいくのはなぜでしょう?
今回は、そんな「理屈」と「夢」の狭間で揺れる(そして結局負ける)、
トシミズの日常を4コマ漫画にしました。
4コマ漫画




セリフと心の声
【1コマ目】
セリフ:「計算上、宝くじは損だ!」
(グラフを見ろ! この圧倒的損失率! 賢い大人は手を出さないのが正解なんだよ!)
【2コマ目】
セリフ:(無言で売り場を見つめる)
(……おっと、宝くじ売り場か。一粒万倍日? …いやいや、騙されんぞ。俺は数字に強い男だからな)
【3コマ目】
セリフ:「バラ10枚ください!」
(口と体が勝手に動いたァァァ!! しかも「バラ」で当選確率を広げる小賢しさは忘れてない!)
【4コマ目】
セリフ:「夢を見る手数料だと思えば安いもんだ…」
(抽選日までの数週間、”もし当たったら”という妄想で幸せになれる…。実質、この3,000円はプライスレスな体験料なのだよ!)
なぜ人は「損」とわかっていても宝くじを買うのか?
行動経済学の観点から見ると、
人間には「わずかな可能性を過大評価する」という心理的バイアスがあります。
これを「確率の加重関数」と呼びます。
計算機を叩けば「99%損をする(期待値が低い)」と出るグラフも、
人間の脳内では「1%でも当たるなら、それは0ではない!」
という希望に変換されてしまうのです。
トシミズさんが言うように、これを「愚かな税金」と捉えるか、
「夢を見るための入場料」と捉えるかで、
人生の幸福度は変わるのかもしれません。
「連番」派? それとも「バラ」派? 楽しみ方の違い
トシミズさんが3コマ目で注文した「バラ10枚」。
これには彼なりのこだわりが見え隠れします。
- 連番:1等・前後賞を狙い撃ちする「億万長者ガチ勢」向け。当たった時の爆発力は凄まじいですが、外れた時の確認作業は一瞬で終わります。
- バラ:1枚ごとに番号が違うため、1枚ずつ当選を確認する「ドキドキ感」を長く楽しめます。前後賞は狙えませんが、確率を広く分散させたい「慎重な夢追い人」向け。
「夢を見る手数料」として楽しむなら、確認の楽しみが長く続く「バラ」がおすすめかもしれませんね。
【本日の資産運用チェック】2025/12/22(月)現在
★★「今日は、日経が上がったので明日が楽しみです…日本株の高配当未満株を保有していますが、パフォーマンスが良くないので放置するというスタンスです。しかし、今年は日本株が調子よく、気がついたらパフォーマンスは一番良くなっていました。来年も日本株は良さそうなので、成長投資枠で買い増ししようかという誘惑にとらわれています〜😓👀」★★
| 本日の資産運用チェック | 前日比 | 評価損益(1/1~) |
| 楽天・オールカントリー | 0 円 | +424,281円 |
| 楽天・S&P500 | 0 円 | +559,432円 |



