PCXで何度かツーリングをしていくうちに、ナビの音声や音楽、スマホの着信ができるようにとインカムの購入を考えるようになりました。また、アクションカムでの録画の際の風切り音が大きく、低減するために外部マイクの設置も考えていました。
しかし、インカムのマイクおよびアクションカムの外部マイクをどこに設置しようかと悩みました。私のヘルメットはKABUTO EXCEED DEUCEでいわゆるジェットタイプのヘルメットです。したがって、フルフェイスヘルメットのように口元にマイクを設置できません。アームにマイクをつけて、口元に持ってくるという方法もあるのですが、できるだけごちゃごちゃしたくないのでその方法は避けたいと思います。ジェットヘルメットを使用しているライダーさんで、インカムやビデオカメラのマイクの設置について悩んでおられる方は多いのではないでしょうか。
このブログでは、PCXに乗っているトシミズがインカムのマイクとアクションカムの外部マイクをどのように設置したのか、風切り音やエンジン音、自分の声などがどのように録音されるのかをお伝えしたいと思います。
マイクの設置を悩む理由としては、
- 風切り音を低減したい
- 自分の声をクリアに録音したい
- なるべく、スッキリ目立つことなく設置したい
- エンジン音をBGM程度に入れたい
という思いがあり、4つを同時に成立させることが難しいからです。インカムのマイクとアクションカムの外部マイクとは目的が違うので、悩む理由も少し変わってくるるのですが、大体のところはこのようなものかと思います。
わたしの一番の悩みは、風切り音の低減でした。ツーリング動画を編集する際の風切り音の大きさがなんとかならないかと常々感じていたのです。インカムを購入し、インカムのマイク設置に合わせて、アクションカムの外部マイクを購入し、合わせてマイクの設置を試行錯誤しました。このブログを読むことによって、これからインカムやカメラのマイクをヘルメットに設置しようと考えている人にはたいへん参考になると思います。
外部マイクの設置はチークパッド内が最適!
いろいろ試行を重ねてみた結果、「マイク設置はチークパッド内が最適!」という結論に達しました。
現在のヘルメットの状態は
最適な理由
風切り音をかなり低減できる
これがチークパッド内設置の最大の利点です。アクリョンカム本体マイクにいくら風切り音対策のスポンジ等をつけても、ほとんど風切り音は小さくなりません。ほとんどクローズドのチークパッド内では、少し風切り音が聞こえる程度になります。
エンジン音・音声もかなりクリアに聞こえる
わたしの場合、自分の声を録音して…ということはあまり考えておらず、音声がクリアに聞こえることの優先順位は高くないのですが、インカムでのスマホ通話時には、自分の声がクリアに聞こえることが必要になります。また、ツーリング動画的には、エンジン音もある程度はクリアに録音したいと考えています。
エンジン音をクリアに録音することは、結構難しいです。エンジン音をクリアに録音しようとすると、風切り音が当然大きく入ってきます。風切り音対策として、ジャケットのポケット内とか、PCXの後部の風の影響が少なくなるところににマイクを設置してみたりしました。
しかし、ジャケットのポケット内とか衣服の中にマイクを入れると布との摩擦音「ガサガサ」という雑音が入ります。また、エンジン近くのPCX後部の風が当たりにくいところに設置しても風切り音は低減できませんでした。
外観的に全く目立つことがない
KABUTO EXCEED DEUCE以外のヘルメットを使用したことがないので、他のメーカーの製品も同じかもしれないのですが、KABUTO EXCEED DEUCEのチークパッドには、ヘルメットからチークパッドを外すと、小さな穴が空いており、マイクを入れることができるようになっています。今回はその穴を利用して、マイクをチークパッド内に入れています。したがって、インカムの配線やアクションカムの外部マイクの配線もヘルメットのインナーとヘルメット本体の間に配線し、本体接続のためのブラグが1本外に出るだけです。まったく、外観的に目立つことはありません。
気になる点
ナビの案内音声や音楽がほとんど録音できない
スマホのナビの案内音声や音楽がほとんど録音できません。わたしの場合、今のところソロツーリングのみですので、他のライダーさんとインカムで会話をしながらということもほとんどないと思うので、録画する時に会話も録音する必要は感じていません。また、ナビの音声も録音する必要は感じていないので、特に不自由ではありませんが、一応気にになる点としてあげさせていただきました。
外部マイクをチークパッドの切れ込みに入れているだけなので、もっと奥のスピーカーに近い位置に設置すると、ナビの音声や音楽、インカムでの会話も録音できるのかもしれません。これは、必要性を感じた場面でまた検証したいと思います。
まとめ
PCXが納車されて7ヶ月です。普段遣いはほとんどせず、ツーリングのみの走行なので、あまり走行距離も少なめです。動画を録画したいので、いろいろな装備品を順につけてきています。
アクションカムの設置場所を変えてみたり、USB電源を設置したり…、今回は、アクションカムの外部マイク、インカムのマイクの設置を行いましたので、これでヘルメット周りの装備品は完成になると思っております。
外部マイクは、チークパッド内に入れるのが最適
最適な3つの理由
- 風切り音が低減できる
- エンジン音・音声もかなりクリアに聞こえる
- 外観的に全く目立つことがない
気になる点
- インカムからの音声(ナビの案内や音楽、スマホの会話等)はほとんど録音されない
気になる点は、ソロツーリングがメインで、動画撮影時にインカムからの音声を録音する必要があまりないわたしにとっては特に不都合な点ではありませんが、ほとんど録音されないことが意外であったことと、チークパッドに外部マイクを設置した時にインカムの音声は録音できるのかどうかに関心がある人にとっては有益な情報かと思い、記述いたしました。
ただ、ベテランライダーさんからすれば、すべてが当たり前のことであるとは思います。初心者ライダーさんやシニアライダーさんにとって、少しでも参考になればと思います。
ヘルメット周りはこれで一段落
ヘルメット(KABUTO EXCEED DEUCE)の現状
- 右側面=カメラ(SONYアクションカム AS300)
- 左側面=インカム(FODSPORTS M1-S Pro)
- 右チークパッド内=アクションカム外部マイク
- 左チークパッド内=インカムマイク
- 左右耳元=インカムスピーカー
ヘルメット(KABUTO EXCEED DEUCE)のレビューについては、
[blogcard url=”https://tosimizu.com/jet-herumet/”]
[blogcard url=”https://tosimizu.com/jet_soukou_review/”]
インカム(FODSPORTS M1-S Pro)については、一番最初にスマホと繋いで音楽を聞いた時に、すごくいい音で驚きました。無線の音を聞いている感じかなと思っていたので…。もう少し活用してみてからレビューをしたいと思います。
アクションカムの外部マイクについては、ベテランライダーさんにとっては、定番の商品のようです。なにより価格が安い!。なぜピンク色なのかがわかりませんが…。ただ、わたしの使い方だと、ケーブルの長さを持て余します。短くしたいのですが、うまくできるかどうかが心配なので、余った長さのケーブルはヘルメットインナーとヘルメット帽体の間に押し込んでいます。
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PCX125でのツーリングのために購入して、愛用している、ヘルメットやバイクのオプション・装備品等の詳しくは下記のブログをぜひご覧ください。
[blogcard url=”https://tosimizu.com/pcx125_option/”]
また、外部マイクを使用したツーリングブログは、「【シニアライダー】PCX125「レインボーライン無料化」紅葉ツーリング」です。こちらもぜひご覧ください。
[blogcard url=”https://tosimizu.com/rainbowline/”]
[blogcard url=”https://tosimizu.com/igaueno_gozaisyo/”]
ただ、気になっているガジェットが…
HUAWEI Eyewear
このメガネをつけてヘルメットを着用して、音声や音楽を聞いたり、通話ができるようなら、ソロツーリングはこれがベストではないかと思えてきたのです。普段遣いにも最高だと思うので、ヘルメットを着用するとどうなるのかを確かめたいのですが…今のメガネは購入したばっかりで…
HUAWEI Eyewearが素晴らしいと思った ドリキンさんのYouTube動画