映画を観たきっかけ
ある日、YouTubeのショート動画をぼんやりと眺めていると、一人の日本人男性が人力車を引いてアフリカを縦断している映像が目に入りました。人力車を引きながら、その土地での人との出会いをYouTubeで発信しているのです。彼の名前は「ガンプ鈴木」。
名前が分かっても特に何も感じるところはなかったのですが、どこかのタイミングで映画の「フォレスト・ガンプ」から名前をつけたことを知りました。
「フォレスト・ガンプは有名な映画だけれど、まだ観ていないな…」
タイトルだけは知っていたし、名作だという評判も耳にしたことがある。でも、何となく機会を逃してきた作品でした。
「なぜ、鈴木さんはガンプを名前にしたんだろう?どんな映画?」
そう思い、Amazonプライムで映画「フォレスト・ガンプ」を探して、観てみました。
「フォレスト・ガンプ」とは
映画が始まり、フォレストの半生が語られ始める。知的障害を持つ彼は、周囲から「普通じゃない」と思われながらも、純粋に、誠実に、人生を生きていく。
戦争、ビジネス、恋愛……彼の人生は波乱万丈だ。でも、フォレスト自身はただ目の前のことをやり続けるだけ。どんな状況でも、彼は決して立ち止まらない。
観終わってから、なんとも言えない気持ちでした。ただ、気持ちが揺さぶられているのは自分でもわかっていました。
「感動している?」
でも、何に感動しているのかはっきりしない。ただ、「すごく良い映画だった」という気持ちだけが残っているのです。
「これはもう一度観ないとダメだな……」
と思ったのでした。
心に残ったシーンと感想
特に印象に残っているのは、全編にわたって、フォレストが全速で走っている姿を何度も見ることです。
映画終盤、フォレストが突然走り出す。どこまでも、何の理由もなく、ただ走る。
気づけば多くの人が彼についていく。どんどん、人が増えてくる。
彼らはフォレストに理由を求める。
「なぜ走っているんだ?」
でも、フォレストは何も語らない。ただ走る。
ガンプ鈴木さんの動画を思い出す。
きっと、彼もまた、フォレストがただ走る姿と多くの人が彼についていくことに、フォレストの純粋さに感動して、名前を「ガンプ鈴木」にしたのではないかと思う。
彼もまた、ひたすら走っていた。理由を語ることなく、ただ走る。その姿を見て、応援する人が増え、共に走る人が現れる。
フォレストも鈴木さんも、特別なことをしているわけではない。ただ「自分の道を進んでいる」だけ。でも、その生き方が人を惹きつけ、共感を生む。
純粋に生きる、無垢な心、人との出会いを大切にする、出会った人を大切にする、人との約束は必ず守る…、ひきつける魅力を言葉に表すとこうなるのかなと思うが、まだ足りないような、まだ的を得ていないような…
もう一度観たい理由
感動の正体を、もっと深く知りたい。
「何が自分の心を揺さぶったのか?」
それを考えるために、もう一度観る必要があると思った。フォレストの生き方を、もっと感じて、噛みしめたい。
彼の言葉、彼の行動、そのすべてをもう一度見つめてみたいと思う。
また、純粋がゆえに、くすっと笑ってしまう場面も思い返すと結構ある。
船を操縦しているのに、思いがけない人が来て、思わず川に飛び込んで会いに行くとか…
さらに、「ああ、これは、あの時の…」と思うシーンが。これは、映画にはよくあることですが。
この映画は1994年に制作され、トム・ハンクス主演の米国映画で、第67回アカデミー賞作品賞を含む6部門を受賞したヒューマンドラマです。
制作されてから、30年が経過しています。アメリカの現代史の重大な事件に関わりながら描かれており、わたしのような年寄には、とても見やすい、感覚的にわかりやすい映画かもしれません。
しかし、若い人にもぜひ観てほしい映画です。
「フォレスト・ガンプ」が伝えたかったこととは?
フォレストは、特別な才能を持っていたわけではない。ただ、目の前のことを誠実にやり続けただけ。でも、その姿が多くの人に影響を与える。
「無心に生きること」
「人との出会いを大切にすること」
「約束」
「絆」
「人生はチョコレートの箱」
「純粋さがもたらす奇跡」
Amazonプライムのサブスクを解約するのをやめて、
もう一度、映画「フォレスト・ガンプ」を見ることにします。
よければ、みなさんも、ぜひ一度映画「フォレスト・ガンプ」を観てください
【本日の資産運用チェック】2025/02/02(日) 現在
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