新NISAがスタートして2ヶ月が経過しました。
米国株が好調で、日経平均株価も高値を更新し、4万円を超えました。新NISAのスタートに合わせて、資産運用を始めた方の多くも、順調以上に資産が増えているのではないでしょうか。
1月の資産運用の結果はたいへん好調でしたが、2月は1月の2倍ほどにも資産が爆増しました。その資産運用の報告をこのブログでお伝えします。また、どの資産が大きく収益を伸ばしたのかをランキング形式にまとめてみました。
- 新NISAでどれだけの収益が出ているの?
- 自分以外の人はどのような資産運用をしているのだろう?
- インデックスファンドの収益は?
以上のような疑問に答えていきます。
さて、2月の資産運用全体の結果は下のグラフになりました。
1月の損益は+50万円ぐらいで素晴らしいと思っていましたが、2月は1月の損益の実に2倍、+100万円を超えました。あまりに速いスピードで上昇しているので、ちょっと調整(反動)が怖いと感じています。
この上昇の中身を利益率ランキングという形式で説明していきます。
2月の資産運用報告
2月の利益率ランキング
利益率 ランキング | アセットクラス (分類) | 利益率 | 含み益 |
🥇1位 | NFT | 60.18% | 193,002円 |
🥈2位 | 仮想通貨 | 49.92% | 584,510円 |
🥉3位 | 国内株式(高配当) | 12.22% | 107,500円 |
4位 | 投資信託(旧NISA) | 12.05% | 57,166円 |
5位 | 投資信託(新NISA成長枠) | 11.99% | 143,846円 |
6位 | 高配当未満株(新NISA成長枠) | 10.66% | 56,357円 |
7位 | 米国株式(高配当) | 8.55% | 334,886円 |
8位 | 投資信託(新NISAつみたて枠) | 7.73% | 15,458円 |
仮想通貨が急激な上昇した影響で、1月末には利益率の7位、8位だった「NFT」と「仮想通貨」が1,2位となりました。あらためて、仮想通貨のボラティリティ(変動幅)が大きいことを痛感します。中心は、仮想通貨のビットコインの価格上昇です。4月にビットコインの半減期を迎えて、価格変動が注目されます。
2月の利益率ランキングですが、今年1月1日からの通算の利益率で2月29日現在でのランキングで、利益率には配当金も含んでいます。
利益率は、利益率=利益÷取得額×100でもとめています。最低でも7.73%あるので上出来だと思います。
2月の資産配分(アセットアロケーション)
1月に比べて、国内株式(高配当)・投資信託(インデックスファンド)・仮想通貨、NFTの割合が高くなっています。理由は…
- 国内の高配当未満株を買い進めている
- 投資信託(インデックスファンド)は新NISAのつみたて投資
- 仮想通貨・NFTは、ビットコイン等の急激な上昇
投資信託(active)については、後述します。
2月の新NISA評価損益
新NISAの投資状況は
つみたて投資枠 → 楽天オルカン(月5万)・楽天S&P500(月5万)
成長投資枠 → 楽天オルカン(一括60万)
楽天S&P500(一括60万)
高配当未満株(120万まで安い時に買い進める)
新NISA枠全体では、約10%ぐらいの収益率となっています。たいへん順調なかなり速いペースの収益かと思います。
2月の仮想通貨・NFTの評価損益
1月末には、仮想通貨とNFTあわせても、マイナスの評価損益だったのが、1ヶ月で80万近くまで上昇しました。
仮想通貨はビットコインの積立(月1万)をしています。その他は、イーサを少しだけもっていますが、どちらもかなりの上昇でした。
ビットコインは4月に半減期を迎えるということやビットコインETFがアメリカで誕生し、ものすごい資金が流入していることなどから1ビットコイン:1,000万円を超えてきました。
今は、たいへん上昇が続いていて気持ち的にも嬉しいのですが、下落するときも半端ではないことは予想されるので、あわてることなく、コツコツと積立を継続していきます。
ビットコインの半減期とは?
ビットコインの半減期は、新しいビットコインが生成される割合が約4年ごとに半分になることを指します。これは、ビットコインの総供給量を最終的に2100万BTCに制限するためのプロセスです。半減期は、ビットコインの供給をコントロールし、インフレを抑制し、ネットワークの安全性を高め、長期的にネットワークを持続可能にするために設計されています。
具体的には、ビットコインネットワークでは、マイナーが複雑な数学的パズルを解くことで新しいビットコインを「マイニング」します。このマイニングの報酬として、マイナーには新しいビットコインが与えられますが、半減期が来ると、この報酬は半分に減少します。例えば、2009年には1ブロックにつき50BTCが報酬として与えられていましたが、最初の半減期後は25BTCに、次は12.5BTCに、そして2020年の半減期では6.25BTCに減少しました。
このように報酬が減少することで、新しいビットコインの流通量が抑制され、ビットコインの希少性が高まります。経済学の原則によれば、供給が限られて需要が高まると、価格は上昇する傾向にあります。そのため、半減期はビットコインの価値を高める重要なイベントとされています。
次の半減期は2024年4月から5月にかけて予想されており、ビットコインの価格にどのような影響を与えるか、多くの投資家が注目しています
ビットコインのつみたてについては、下のブログを参考にしてください
アクティブファンドを購入しました
投資信託のアクティブファンドを購入しました。何を購入したかというと
「楽天日本株4.3倍ブル」です。
楽天日本株4.3倍ブルって、どんな投資信託?
楽天日本株4.3倍ブルは、日本の株価指数に連動して運用される投資信託です。このファンドは、国内の株価指数を対象とした先物取引を活用し、日々の基準価額の値動きが国内の株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指しています。つまり、市場の動きが大きい時には、その4.3倍の値動きを期待できるということです。ただし、これはリスクも同様に大きくなることを意味しているため、投資する際には注意が必要です。
このファンドは、特に短期的な市場の動きを利用したい投資家に適していると言えますが、市場の変動によっては元本を割るリスクもあるため、投資の目的やリスク許容度をよく考慮した上での投資が求められます。また、管理費用(信託報酬)が1.243%となっており、買付手数料はなしです
「リスクをおさえた資産運用」とはいえないアクティブファンドですが、インデックスファンド+高配当株での資産運用は、ほとんど何もすることがなくて、退屈といえば退屈なのです。毎日の値動きをチェックするぐらいのことしかないです。
日経平均が40,000円に近づき、堅調な伸びを見せています。以前もこのレバレッジのきいた楽天日本株4.3倍ブルを短期売買していたので、今回も…と以前から考えてはいたのですが、少し安くなったら…と思っていたら、今になってしまいました。
インデックスファンドとはまったく逆で、短期売買で運用します。大きな収益は考えておらず、お小遣い稼ぎ感覚で進めます。
売買のタイミングは、「MACD」やそのほかのチャートのテクニカル指標を参考にしていきます。単純に、「ゴールデンクロス」で買い、「デッドクロス」で売っていくつもりです。
MACDを活用した株の売買のポイント
MACDを活用した株の売買は、市場のトレンドを読み取り、適切なタイミングで売買するための戦略です。以下のステップで行います:
- MACD線とシグナル線のクロス:MACD線がシグナル線を下から上に抜ける(ゴールデンクロス)場合は、上昇トレンドの始まりを示し、買いシグナルとなります。逆に、MACD線がシグナル線を上から下に抜ける(デッドクロス)場合は、下降トレンドの始まりを示し、売りシグナルとなります。
- ヒストグラムの変化:ヒストグラムがプラスからマイナスへ、またはその逆へと変わるとき、トレンドの勢いの変化を示しています。ヒストグラムが増加しているときは、トレンドが強まっていることを示し、減少しているときは、トレンドが弱まっていることを示します。
- ダイバージェンスの確認:株価が新しい高値や安値を更新しているにもかかわらず、MACDがそれに追随していない場合、これはトレンドの転換を示唆する可能性があります。この現象をダイバージェンスと呼び、注意深く監視する必要があります。
これらのシグナルを利用して、株の売買を行う際には、他のテクニカル指標や市場のファンダメンタルズ分析と組み合わせることが推奨されます。また、MACDは市場のノイズに影響されやすいため、長期間のデータを使用することでより信頼性の高いシグナルを得ることができます
2月の資産運用まとめ
1月の収益が50万円を超えて驚いていましたが、2月は1月の2倍になる100万円をこえる収益でした。もちろん含み益で、売って日本円にしたわけではないです。
大きく伸びている理由は、日本株と米国株が半導体株が牽引する形で大きく伸びたということと仮想通貨関係もビットコインが1ビットコイン1,000万円に届く伸びを示したことです。
2月の資産運用
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続
- 新NISA口座(成長枠)での高配当未満株の買い増し
- ビットコインのつみたて継続
- アクティファンドの購入
手持ち無沙汰で、アクティファンドの購入をしました。このまま、日経が続伸することを願っています。
3月の資産運用方針
しかし、上昇が激しすぎる感じがしています。今年の春~夏にかけて、どれだけの幅になるのかはわかりませんが、調整(下落)が入って当然です。今までの収益が吹き飛んでしまう場合もあると覚悟しながら、それでも狼狽売りをすることなく、淡々と積立を進めていきます。また、アメリカの大統領選挙が今年後半にあります。今までの例から言うと大統領選挙前には株価が下がり、大統領選挙後に大きく上昇するようです。
3月の資産運用方針
- 新NISA口座でのインデックスファンドのつみたて継続
- 新NISA口座(成長枠)での高配当未満株の買い増し
- ビットコインのつみたて継続
- アクティブファンドの売買
基本的には、今までの資産運用方針を継続します。淡々とインデックスファンドとビットコインのつみたてを行い、毎日の株価をチェックしながら、アクティブファンドの売り買いのポイントをさぐって売買を行います。
毎日の株価チェック、資産管理をどのように行っているのかもブログの記事にしていきたいと考えています。また、資産管理を自作のGoogleスプレッドシートで行っており、そのシートについても記事にしていくことも考えています。