はじめに
みなさん、こんにちは!
PCX125に乗っているライダーの皆さん、ナビゲーションはどうしていますか?
わたしはつい先日、長年使っていたスマホからiPhone15に機種変更したのですが、思わぬ問題に直面しました。
そう、背面カメラの出っ張り!
今までピッタリとホールドできていたスマホホルダーに、もはやしっかりと固定できなくなってしまったのです。
前回のツーリングではゴムバンドで無理やり固定して走りましたが、正直かなり不安でした。
「新しいスマホホルダーを買うべきか?」
「専用ナビを導入すべきか?」
と悩む中、ふと引き出しに眠っていた古いAndroidスマホに目がとまりました。
「これをナビ専用機にできないだろうか?」
そこで今回は、捨てるにはもったいない古いスマホを活用した、コストゼロで始められるPCX125用ナビシステムの構築方法をご紹介します。
振動によるiPhoneのカメラダメージも防げて、一石二鳥のソリューションです!
なぜ専用ナビではなくスマホなのか?
バイク用のスマートモニターも検討しました。
しかし、ツーリング中にカフェやレストランに立ち寄る際、外して持ち歩かなければ盗難リスクがあります。
何より数万円という出費は避けたいところ。
また、音楽再生機能などは風切り音でほとんど活かせません。
ナビ機能だけに絞れば、手持ちの古いスマホで十分対応できるのです。
「でも古いスマホだとスペックが…」
と心配する方もいるかもしれませんが、Googleマップを動かすだけなら、3〜4年前のミドルレンジモデルでも十分快適に動作します!
古いAndroidスマホをナビ化するための準備
必要なもの
- 古いAndroidスマホ(電源が入り、GPSが機能するもの)
- スマホホルダー(お手持ちのもので可)
- モバイルバッテリー(長距離ツーリング用)またはバイク用USB電源
- Bluetoothインカム(あれば便利)
セットアップ手順
- Googleマップのオフラインマップをダウンロード
これが最も重要なポイントです!SIMなしでも使えるように、事前にツーリングエリアのマップをダウンロードしておきましょう。- Googleマップを開く
- プロフィールアイコン → 「オフラインマップ」 → 「自分の地図を選択」
- ツーリングルートを含むエリアを選択してダウンロード
- バッテリー消費を抑える設定
- 画面の明るさをできるだけ必要最小限に
- バックグラウンドアプリを全て終了
- 不要な通知をOFF
- インカムとのBluetooth接続
音声案内を聞くために、インカムとペアリングしておきましょう。「設定」→「Bluetooth」から簡単に接続できます。スマホが防水でないので雨天走行のときにはスマホをポケットに入れて、音声案内でナビできます。

実走行テスト:琵琶湖ツーリングでの検証
理論上は完璧そうに思えた私のナビシステム。
実際の使用感を確かめるべく、琵琶湖一周ツーリングで検証してみました!
セットアップ状況:
PCX125のハンドル部に、以前から使っていたスマホホルダーで古いAndroidをしっかり固定。
USBケーブルでUSB電源に接続し、長時間の使用に備えました。GPSは相当バッテリー食いです。
ナビ精度:
GPS精度は新しいスマホと比べても遜色なし!
オフラインマップでも現在地表示はバッチリでした。
音声案内の謎:
最初は不思議なことに、曲がり角での音声案内が聞こえず、「ピーン」という通知音だけ。
でも走っていくうちに突然、「300m先を右方向です」などの音声が聞こえるようになりました(原因は不明ですが、おそらくインカムの音量設定か接続の問題だったかも)。

メリット・デメリット分析
メリット
- コストゼロ:捨てるはずだった古いスマホが再利用できる
- 振動ダメージ防止:高価なiPhone15のカメラを守れる
- 専念できる:通話や通知に邪魔されずナビに集中できる
- バッテリー持ち:ナビ専用なので意外と長持ち、電源に繋げば、問題なし
デメリット
- 経路変更が困難:オフラインだと行き先変更や検索ができない
- 通知の分断:メインスマホからの着信や通知が分からない
- セットアップの手間:出発前の準備が必要
最も痛感したのは「経路変更の難しさ」です。
昼食のために琵琶湖沿いのレストランを探そうとしたとき、ネット接続がないため検索できませんでした。
結局、iPhone15をとりだして、デザリングの設定をし、スマホのほうでも接続をして…という手間がかかり、面倒でした。シム入りのスマホならそのまま検索できるのにと思いました。
今後の改善案
格安SIMの導入検討
データ通信専用SIMなら、かなり安く導入できると思うので検討してみます。
データ通信量は月1GBもあれば十分でしょう。
これで経路変更や目的地検索の問題は解決できます。
モバイルバッテリーの常設
USB電源をバイクに取り付ければ、モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなります。
わたしのPCX125には純正USBソケットがグローブボックス内なので、後付けのUSB電源アクセサリーソケットを設置しています。
しかし、アクションカム等のカメラで長時間撮影する場合は、USB電源が必要になるので、携帯バッテリーもツーリングには持っていきます。
防水対策
急な雨に備えて、透明なスマホ用防水ケースを用意しておくと安心です。
わたしは、雨が降ってきたら、すぐにポケットにしまって、音声のみのナビにします。
まとめ:PCXオーナーへのアドバイス
新型スマホの進化に伴い、バイクでのナビ利用には新たな課題が出てきています。
特にiPhone15のようなカメラが出っ張った機種は、従来のスマホホルダーでは固定が難しくなっています。
古いスマホを再利用することで、コストをかけずに、より安全なナビシステムを構築できます。
特に、以下のタイプの方にオススメです:
- 新しいスマホのカメラ保護に気を使いたい方
- できるだけお金をかけずにナビを活用したい方
- ツーリングコースを事前に計画するタイプの方
「でもSIMなしじゃ不便じゃない?」と思われるかもしれませんが、事前準備さえしっかりしておけば、オフラインでも十分実用的です。
いざというときには、テザリングすればよいし、もし経路変更の自由度を高めたいなら、格安SIMの導入も検討する価値はあります。
皆さんは、PCX125でどんなナビ方法を採用していますか?
コメント欄でぜひ教えてください!
他のライダーさんのアイデアも参考にしたいと思っています。
皆さんのツーリングライフが、より安全で快適になりますように!
【本日の資産運用チェック】2025/05/07(水)現在
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楽天・オールカントリー | 0 円 | -193,423円 |
楽天・S&P500 | 0 円 | -461,301円 |
