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【新NISAこれでいく!】リスクをおさえた資産運用3つのポイント

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今年から「新NISA」がスタートしました。この機会に「新NISA」で資産運用に挑戦してみようと考えているシニアの方や資産運用初心者の方も多いのではないかと思います。

  • そもそも、新NISAってどんなメリットがあるの?
  • できるだけリスクをとりたくないんだけれど…
  • 新NISAで何を買えばいいの?
  • どんなことに気をつければよいの?

以上のような、疑問や悩みもわたし自身ももっていました。わたしは退職後に資産運用をスタートし、今年の「新NISA」に合わせて、所有している株や投資信託等を整理して、新しい体制で資産運用を再スタートしました。

「新NISA」で資産運用を始めるにあたり、どのように運用すればリスクを抑えつつ、効率的に資産を増やすことができるのでしょうか。

この記事では、インデックスファンド+高配当株を中心とする資産運用のポイントを紹介します。これらのポイントを押さえることで、シニアや初心者の方でも安心して資産運用を始めることができます。

この記事を読むことで、新NISAでの資産運用において、リスクをおさえた資産運用とはどのような考え方や方法なのか、どのようなポイントに注意すべきか、インデックスファンド+高配当で構成することのメリット等についてがよくわかります。

今から新NISAで資産運用を始めようと考えている方、スタートしたけれど、不安がある方にとって、役に立つ内容だと思うので、ぜひこの記事を最後まで読んでいただき参考にしてみてください。

新NISAとは?

上の金融庁の新NISAのポイントを簡単にまとめると

新NISAのポイントは、以下のとおりです。

  • 非課税期間が無期限になる
  • 非課税保有限度額が1,800万円になる
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になる
  • 売却した場合に非課税投資枠を再利用できる

何と言っても大きなメリットは、通常なら20%の税金が0になるということでしょう。
例えば、100万円を投資信託を購入して、200万円になったので売却したとすると、100万円の利益です。通常なら20%課税されるので、100万円のうち、20万円を税金として納め、手元には80万円残ることになります。

しかし、NISA口座で投資信託を購入した場合は、課税なしなので、100万円まるまる手元に残ることになるということです。

課税(20%)が0になるのは非常に大きなことです。しかし、そもそも新NISA口座を開設して個別株なり投資信託なりを購入して利益が発生してからの話です。利益が出なければ何のメリットもありません。

次に本題の利益を上げるため、損失をできるだけさけるための「リスクをおさえた資産形成の3つのポイント」について説明いたします。

リスクをおさえた資産形成の3つのポイント

インデックスファンド+高配当株で構成する

新NISA口座で実際に何を購入すればよいのか?口座を開設して最も悩むことだろうと思います。新NISA口座で購入できるものとしては、次のようなものがあります。

個別株(国内外)
・個別株とは、単一の企業の株式を指します。個別株を保有することで、その企業の経済成績や業績に応じて株価の上昇や配当金の受け取りが期待されます。株式市場で売買が可能です。
投資信託(国内外)
・投資信託とは、投資家が資金を出し合ってプロの運用会社に運用を任せる金融商品です。株式や債券などの資産の詰め合わせになっており、リスクを分散できます。投資信託は基本的にいつでも売却できますが、売却価格はその日の市場の状況によって決まります。
ETF(国内外)
・ETFとは、Exchange Traded Fund(上場投資信託)の略で、証券取引所に上場している投資信託のことです。個別株のようにリアル・タイムで取引ができます。ETFは、株式や債券などの資産の詰め合わせになっており、一つのETFを購入することで、多くの銘柄に分散投資することができます。

インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す指標(インデックス)に連動するように作られた投資信託のことです。投資信託とは、運用会社が投資家から集めたお金を代わりに運用してくれる金融商品です。インデックスファンドは以下のようなメリットとデメリットがあります。

  • メリット
  • 運用コストが低い
  • 市場平均のリターンが期待できる
  • 分散投資ができる
  • デメリット
  • 市場平均以上のリターンが期待できない
  • 配当金が少ない
  • 運用にやりがいがない

高配当株とは、配当利回りが高い株式(個別株)のことです。配当利回りとは、株価に対する年間の配当金の割合を示す指標です。配当金とは、企業が利益の一部を株主に支払うお金のことです。高配当株は、以下のようなメリットとデメリットがあります。

  • メリット
    • 配当金で安定的な収入が得られる
    • 配当金が株価下落時の精神的な支えになる
    • 配当金を再投資することで複利効果が期待できる
  • デメリット
    • 配当金が減るかもしれない減配リスクがある
    • 配当金を受け取るたびに税金がかかる
    • 株価の上昇が鈍い可能性がある

高配当株を選ぶときには、配当利回りだけでなく、業績や財務状況、配当性向(配当金に充てる利益の割合)などもチェックすることが大切です。

インデックスファンド+高配当株で構成」は、投資初心者にも理解しやすいポートフォリオ構成です。インデックスファンドは、投資家にとって魅力的な選択肢です。なぜなら、市場全体に分散投資することで、個別の企業や業種のリスクを回避できるからです。また、インデックスファンドの運用コストも低く、初心者でも手軽に始めることができます。高配当株は、定期的な配当金を受け取ることができるため、初心者にとっても安心感があります。

さらに、高配当株投資では、高配当の「単元未満株」での運用が適していると思っています。理由は、通常株式の購入は100株単位ですが、1銘柄の購入代金が高くなり、分散投資がしづらくなるからです。単元未満株の購入ですと、より多くの銘柄を保有することができ、また、1株から購入できるので、株価が安くなったタイミングで少しずつ購入するということもできます。

したがって、新NISAでの資産運用は、下のように進めます。

新NISA「つみたて投資枠」→ 「インデックスランド」でつみたて
新NISA「成長投資枠」 → 「インデックスファンド」+「高配当未満株」

分散投資
投資先や投資タイミングを複数に分けることで、リスクを低減する方法です。色々な業種や銘柄に投資することや、一度にまとめて投資するのではなく、少しずつ何回かに分けて投資することが分散投資の例です。分散投資のメリットは、投資先の価格が暴落しても、すべての資産が失われることを防ぐことができることや、長期的に安定した利益を得ることができる可能性が高まることです。

売らない!長期運用する(最低でも10年)

長期投資のメリット
長期投資のメリット 引用:ウェルスナビ「長期投資のメリットの基礎知識」

なぜ「売らない!」のかというと、長期的な運用において、株価の変動に一時的に左右されることがありますが、時間の経過とともに株価は成長する傾向があるため、投資家は冷静に判断をすることができます。特に初心者の方にとっては、短期的な値動きに振り回されることなく、長期的な目線で資産を増やすことができる点が魅力です。

上の図によると、投資期間が1年間の場合は、収益が+60%の場合もあれば、損失がー48%の場合もあるけれど、長期投資で15年間継続すると、元本割れすることがほとんどないということがわかります。

また、「売らない!」という投資戦略を実践することで、複利効果が発揮されます。複利効果とは、元本に加えて利息や配当金などの利益が加算され、その利益にも利益が加算される仕組みです。長期的な運用により、複利効果が働くことで、元本に対してより多くの利益が生まれるため、資産を効率的に増やすことができます。

例えば、米国株式市場では、長期的な運用により平均的な年率リターンが約10%程度、日本株式市場でも約6%程度とされています。これは、長期的な運用により株式市場の長期的なトレンドを捉えることができ、安定した収益を期待できるからです。

投資を始める初心者の方にとって、「売らない!長期運用する(最低でも10年)」は、リスクを抑えた資産形成の方法としておすすめです。時間の経過とともに資産が成長することで将来の不安を解消し、効率的に資産を増やすことができます。ただし、投資は自己責任で行うことや、適切な証券会社を選ぶことも重要です。

それでは、いつ売るのか?というと、わたしは、「現金が必要になったとき」と考えています。株価は上がるときもあれば下がるときもあるのです。しかし、長期的に見れば、右肩上がりになっていることが過去の株価の変動を見れば明らかです。銀行に預けたお金と同じで感覚で、お金が必要になったときに株や投資信託を売れば良いと考えます。

投資を始める際には、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて戦略を選びましょう。投資は将来の資産形成や収益追求の手段として有効ですが、リスクも伴いますので注意が必要です。

複利効果
複利効果とは、運用で得た利益を元本にプラスして再投資することで、利益が利益を生んで、雪だるま式にお金がふくらんでいく仕組みのことを言います。例えば、元本100万円を年利5%で複利運用した場合、5年後には約128万円、10年後には約163万円、20年後には約265万円になります。一方、単利運用の場合は、毎年同じ金額の利益(5万円)を受け取るだけなので、5年後には125万円、10年後には150万円、20年後には200万円にしかなりません。
複利運用を有効に活用するためには、なるべく早く始めて長く続けることが重要です。

暴落に備える

暴落に備えるイメージ画像

暴落に備えて、安値で買増するための資金をプールしておくことが大切です。

株価は常に変動し、上昇下降を繰り返しています。年に数回はかなりの株価の下落があるのが普通です。数年に一度は大暴落と呼ばれるレベルの下落もあるものです。

インデックスファンドや高配当株に投資をしている場合は、前述したように、下落してもっと下落するのではないかと感じて売ってしまう「狼狽売り」をせずに、何もせずに株価が回復するのを待てばよいのです。大暴落のあとには、時間がかかる場合もありますが、ほとんどの場合が回復しています。

視点を変えれば、暴落して株価が下がったときには、安く買うチャンスと捉えることができます。

株価が下がった時に、保有しているインデックスファンドや高配当未満株を安値で買い増すことで、平均取得単価を下げることができます。平均取得単価が下がると株価上昇時にリターンが大きくなり収益が増えるということです。

新NISAの「つみたて投資枠」では、買い増しすることはできないので、「成長投資枠」での買い増しになるのですが、「成長投資枠」は年間240万円の限度額があるので、その枠内でしか買い増しはできません。

「成長投資枠」の限度額を使い切っている場合は、新NISA口座ではなく、「特定口座」で買い増しをすることができます。(利益には税金がかかりますが)

2020年2月に発生した新型コロナウイルスの影響により、株価が大きく下落しました。しかし、その後の回復により、長期的な視点で投資していると損失を回復することができましたし、安値で買い増しした場合は大きくリターンを得ることができているということです。また、過去にはバブル経済の崩壊やリーマン・ショックなど、経済ショックによる株価の暴落がありましたが、その後は、暴落前よりも回復してます。

インデックスファンドや高配当未満株で分散投資をすすめているので、それほど暴落を恐れることはないと思いますが、暴落回復後のリターンを増やすチャンスと捉えて、余裕資金を準備しておきましょう。

まとめ

【結論】 新NISAでおさえておくべき3つのポイントは以下の通りです。

  1. インデックスファンド+高配当株で構成
  2. 売らない!長期運用する
  3. 暴落に備える

【詳細】

  1. インデックスファンド+高配当株で構成 インデックスファンドは、株式市場全体を対象とした投資信託であり、分散投資を実現することができます。また、高配当株は、配当金が多く、安定した収益を期待できます。インデックスファンドと高配当株を組み合わせることで、リスクを抑えつつ、安定した収益を期待することができます。
  2. 売らない!長期運用する 長期的な運用により、株価の変動に左右されず、安定した収益を期待できます。また、複利効果により、元本に対してより多くの利益が生まれるため、より効率的に資産を増やすことができます。
  3. 暴落に備えて、資金に余裕をもたせることが重要です。株価が下がりきったところで買い増す戦略も有効です。
2024.1月 新NISA口座での投資信託の資産増加グラフ

上のグラフは、2024年1月1日~1月31日までの新NISA「つみたて投資枠」と「成長投資枠」での投資信託の資産増加をグラフにしたものです。

「つみたて投資枠」は10万円、「成長投資枠」は120万円、合計130万円での資産増加分です。新NISAスタート初月は、「ロケットスタート!」といってもいいでしょう。かなりの資産の伸びです。

新NISA口座だけでなく、特定口座の前年まで運用していた米国ETF、仮想通貨等の私の資産全体では、1ヶ月で50万円をこえる資産の増加がありました。米国の株式市場の上昇やビットコインの上昇もあり、すごい勢いです。

わたしの新NISA口座では、実際のどのようなインデックスファンドや高配当未満株をどれだけ購入しているのか、運用方針はどのように考えているのか、その他の米国ETFや仮想通貨についてなどを次回のブログで公開していこうと思います。

ぜひ、「リスクをおさえた資産運用」ブログのチェックをお願いします。
また、各種リンクをまとめているので、そちらからもぜひチェックをお願いします。

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